いったん感覚ができれば好不調の波はあまり起こりません。
“感覚こそが全て”といっても過言ではないです。
先日話した「感覚と実際の動きとの誤差」が少ない人は、
自分のイメージした動きを実際の動きに反映しやすく、
アスリート、芸術家、職人と安定したパフォーマンスを発揮できます。
たとえこの誤差が出たとしても落ちついて何が悪いのかを自己診断すれば補正できるし
その日の体調によっても感覚を補正することができます。
自分の話になりますが、修行時代、好不調の波がかなりありました。
日によって、感覚が通る日と感覚が全くなくなる日とがありました。
これがなぜなのかとずっと考えていました。今になってやっとわかるのですが、
「感覚と実際の動きとの誤差」が大きな要因です。
基準となる感覚が安定していない為、日によって施術の時の強さ、動かし方にブレがあったのです。
我家には同業者の方もおみえになります。その時、よく施術の技をどうやっているか聞かれるのですが、
正直ただ形を真似てもあまり意味がありません。
私の場合、技が始めにあるのではなく、身体をどう動かしたいかどうしたいかで考えイメージする中で、
一つの技ができてきます。
私の場合、全てにおいて感覚ありきなので、よく何をいっているのかわからないとも言われます…
しかし、基軸となる感覚を育てることこそ、ある意味本当の教育ともいえるのでは、と思う今日この頃。
個人個人の感覚の個性はとてもユニークです。
この個性が育ったらさぞや楽しい社会になるかもしれませんね。
興味のある人は整体人ホームページへ
(整体人)
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