私たちの身体には“使いやすいところ”と“うまく使えていないところ”があります。
普段からよほど身体への意識をもっていないとその違いに気づくことは難しく、
知らないうちに体型や身体能力にも影響が出ています。
もちろん不調というのもその一つです。
例えば「肩がこる」というように、首がつまったり、股関節がつまったり
という違和感を感じてくる。
身体は体幹を中心に四肢に向かって伸びていくように使うと
安定し、柔らかな動きが出来る。
そういった状態では“つまる”感じは少ない。
パソコンを長時間やることで椅子に長時間座る“同じ姿勢”が続く時の座り方。
重たいものに限らず、鞄や荷物をもつ時の利き手。
字を書き続けたり、料理で撹拌する時のように作業で使い続けた時の力み。
食事をする時つい片方ばかりで噛んでいる。
全てにおいてもちろん絶対ではありませんが、こういた“偏り”は
得意不得意のある“使い方”によるものが多いのです。
「整体人」では左右において、
この得意(強い)な側を“軸側”
不得意(弱い)方を“緊張側”
と呼んでお伝えしています。
以前「体幹の軸側と緊張側」でも書いていますが、
ここは混乱しやすい難しいところ。
伝えたいのは身体にはそういう差があるといことを知って欲しいということです。
身体を伸ばして開放している動きをよくする赤ちゃん。
きゅ~っといつも気持ちよさそうに伸びをしている姿を見ます。
それでもそんな頃からこの伸ばしやすい、使いやすい側の差は始まっています。
生まれつき持っているこの癖を知ることができれば、自分の身体を知る上で大きな一歩になります。
興味のある人は整体人ホームページへ