石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

トップス風チョコレートケーキ

2011年03月20日 22時23分27秒 | 自家製酵母パン屋 かしこ

避難中…とはいえ、大惨事を逃れて東京に戻れる日が近づいたと思ったら

なんだか元気がわいてきました。


早くパンがこねたいね~

焼きたてパンが食べたいね~


そんな話をしていたときに、お世話になっているお宅のお嬢さんが先週のはずだった誕生会を

この騒動や、お父さんの出張ですっかり延期していたと聞き

「私でよければケーキ作ってもいいですか?」

と立候補。


ハートのチョコレートケーキが食べたい!とのご要望に

私の心に久しぶりに火がつき、俄然やる気と元気が出てきました。


ミキサーも型もない、とのことですが立派なガスオーブンがある♪

たのし~!!


早速買い物に出かけ、巨大(やっぱり笑)チョコレートケーキ作成開始~


《材料》30センチ角の天板1枚分

・卵6個
・砂糖180g
・ココア30g
・小麦粉150g
・溶かしバター60グラム

大きなボウルに卵を割って崩し、砂糖を入れます。

全体が混ざったら湯煎にかけて砂糖を溶かし、卵全体が人肌程度になるまで温めます。



一気に気泡を抱き込んで攪拌~この量を手で混ぜるの久し振り…つらい



リボンがくっきりかけるくらいしっかり混ぜたらやさしくぐるぐる回して気泡を細かく整えます。


ココアと小麦粉をあわせてよく振って、入れます。



気泡をつぶさないように大きくまぜて、最後に溶かしバターを加えて混ぜます。


最初にバターに生地を加えて乳化させておくと素早く混ぜ合わせることができます。


天板にシートをしいて生地を流し込み、150度で16分。

ガスオーブンって、力ありますね~

電気より低い温度で早く焼けちゃった。


これを2回繰り返し。


次にガナッシュ。

・チョコ75g
・生クリーム25g

湯煎にかけて溶かしたチョコに、温めた生クリームを混ぜお好みでブランデーかオレンジキュラソーを。


焼きあがった生地をハート型に切り抜き、切り取ったところは味見として盗み食い(笑)

一枚にガナッシュを薄くひいて下準備OK。次にチョコクリームを作りま~す。


《チョコクリーム》

・生クリーム400cc
・チョコレート120グラム

チョコを入れるとクリームがかたくしまるのでゆるめにホイップしておきます。

そこへ湯煎しておいたチョコレートをたらり。

ぐるぐる混ぜてチョコレートクリームの出来上がり。




いつもの通り、大胆にデコレーション。



今日は子供たちも仕上げを手伝ってくれました。




オニえびに



新鮮な刺身三昧で大人うっとりの晩御飯。


そしてその後に、

「おっきぃぃぃぃ!!!」

たらふく手巻き寿司を食べた後に巨大ケーキを11人で喰らいつき~


今日は久し振りに明るい食卓。

はぁ~幸せ、ありがたや~


(かしこ)


 





熊野古道-馬越峠

2011年03月20日 09時50分03秒 | 自家製酵母パン屋 かしこ

来週の火曜日のパン屋には自宅に戻っていたいと思いながらの日々。

それでも子どもへの影響がはっきりするまでの少しの辛抱。

後何日もないと信じて、今日は熊野古道を歩いてきました。


「東京タワーよりもラクだね~」とゼーゼーもつれる足で3歳になったばかりの娘も

約50分かけて登りきりました。




自然の中でどんどん開放されていく心地よさをこんなにありがたく思ったことはない。



自然の猛威で起こった今回の災害や脅威。

しかし、自然と共にいなければ生きていけない私たち。

その現実に向き合い、心を落ち着けることが出来た散策でした。




ティントン、タントン、ポロロン♪

うぐいすや野鳥の歌うようなさえずりに救われ、



自然の恵みで喉を潤す。


なんて澄んだ美味しいお水。




準備運動の少ない身体が少々ぎしぎししましたが(苦笑)



この峠で何度も何度も深呼吸して、近い未来の通常通りの生活を願いました。

(かしこ)