できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日から書き込み再開

2007-01-04 07:19:36 | ネット上でのバッシング考

2007年の1月を迎えました。今日から、このブログへの書き込みを再開します。

もうひとつの自分のブログには新年のごあいさつを書きましたが、こちらにはあえて書きません。昨年夏以来の大阪市立青少年会館をめぐる情勢を考えたときに、「おめでとう」などという気分が吹き飛ぶからです。青少年会館の利用者や地元住民、現場職員やNPOの関係者、市職員のみなさんのなかには、きっと、ものすご~く重い気分で年を越した方もいると思うんですよね。そういう人たちがこのブログにアクセスしてくれていると思うと、「ちょっと、新年おめでとう、なんて気分にはなれないよな」と思います。

それから、この年末年始の数日間、これももうひとつのブログに書きましたが、このブログへの書き込みだけでなく電子メールのチェックも含めて、「できるだけパソコンを使わない暮らし」をあえてしてみました。

それは、自分の心身のコンディションをよい状態に保つためには、本当にあえて「なにもしない」で「休養」に努める時間をキープしたほうがいいと思ったからです。おかげさまで、多少は「休養」の時間が取れたので、心身の状態はよくなってきています。と同時に、毎日、パソコンに向かっていろんな活動をするのにも、実は知らず知らず、相当な心身のエネルギーを使っているのだということに、あらためてこの数日で気づかされました。

ただ、パソコンに向かい続けるのにも相当エネルギーがいるのだということに気づいた、そのことの裏返しとして、あいかわらず青少年会館の廃止反対を訴える人々に、インターネット上で執拗にバッシングをする人々のことを少し考えました。正直、青少年会館の廃止反対の声をあげる人々に、その人が匿名で、執拗にネット上でバッシングを加えて、いったい、何のメリットがあるのでしょうか。「その労力と根気があれば、他に何か使うことはないのか?」ということを、あらためて思ってしまいました。

それと、この数日間のアクセス解析を見ていたら、12月29日~1月1日はさすがにアクセスは数回程度でしたが、1月2日、3日は、年末の書き込みを続けていた時期と同じく、2ケタのアクセスに戻ってきました。ということは、このブログに正月から強い関心を抱いて見ている人が「いる」ということですね。

私としては、もともとこのブログは自分の今までの大阪市の青少年会館とのかかわりから、「このまま廃止をすんなり認めるわけにはいかない」という意志表示をすることと、今の情勢を廃止反対の自分の立場から読み解き、情報発信すること。そして、そのことを通じて、同じように廃止反対を訴えたい仲間に多少の活動の手がかりが提供できれば、と思って、もうひとつのブログからこちらに記事を転載したり、あらたな書き込みを増やしたりしてきました。

ですから、こういう趣旨を理解していただいて、なおかつ、自分も「このような大阪市の青少年施策はおかしい」と思っている人々のアクセスであれば、私は今後も大歓迎です。しかし、上述のとおり、バッシングをどこかでしている人々や、そのためのネタ探しのような人々のアクセスであれば、「お断り」といいたいです。

そして、この2007年を迎えたことをいいきっかけにして、今まであちこちでバッシングを繰り広げてきた人々は、この際、そういう行為を一切やめていただきたい。私宛のものだけでなく、青少年会館の廃止反対を訴えるあらゆる人々へのバッシングを含めて。

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