SEISHOBRASS

静岡商業高校音楽部ブログ

続けていれば変化はある

2015-06-17 23:54:44 | 日記

以前に書いたことがあるかもしれませんが、ここ数年、指導していて一番感じることは、「反応のなさ」と思います。

ここに話をすると、こちらの話に反応している様子がわかるのに対して、

何人かの集団で話を聞くときの、「反応のなさ」に、思わず聞いているのかと感じるときがあります。

これは、SNSなどネットによる活字のコミュニケーションを中心にとっている時代だからと思いました。

しかし、よく見ると、微妙に表情に変化が表れていることに気づきました。

相手への表情や態度、言葉といったリアルな反応の仕方がわからず困ってる生徒もいますが、

「言っている、聞いている」といった一方的なコミュニケーションから双方向のコミュニケーションの人数が増えてきたかもしれません。

 

今週は「アンティフォナーレ」の終盤の金管セクションを連続してみています。

音形や音色、フレージングなどの統一を目的としたセクション練習です。

一気に作り上げるのではなく、一つひとつの音を入念にチェックすることからはじめて、

今日は、フレーズの取り方を統一させる練習に入りました。

先行している木管セクションと、別に練習しているパーカッションとも合わせる合奏は週末になると思います。

顧問

 


少しばかりの勇気があればいい

2015-06-16 23:35:56 | 日記

「音楽をやるのに資格はいらない。少しばかり勇気があればいい」

この言葉を久しぶりに口にしました。

自分の心を開いて、音楽を表現するとき、

演奏上の不具合や、練習不足を指摘されると、自分を否定されたかのように感じるときがあります。

そうなると、心を音楽に集中できず、

「自分はダメだ」と自己否定的に考えるようになってしまうことがあります。

そこで、自分の現状を肯定的に受け入れて、今はこの状態だけれどもっと練習が必要だなとか、あの人のように演奏したいとか考えるようにさせたい。

そんな思いで出た言葉です。

指摘されるのはいやなものです。

でも勇気を出して、音楽を表現しようと心を開いてください。

顧問

 


昨年の記事を見て、今を直せ

2015-06-02 23:53:50 | 日記

今書いているこのブログは、

1年前の今日に自分が書いた記事をメールで送ってくれます。

1年前の今頃のことを思い出しました。

あまりいいことを書いていない気がします。生徒に対してのぼやきが多いです。

ぼやいていても、思い通りにならないことは、昨年知っています。

「昨年の記事を見て、今を直せ」です。

 

1年前には、すでにコンクールの課題曲も自由曲の通せる状態になっていたようです。

このところ出場していませんが、数年前にはこの時期に行われる中日コンクールに出場していたことを考えると、従来はそのペースなのかなと思います。

今年は、まだまだそのレベルの練習ではなく、課題曲は練習番号を一つずつ進めるのがやっとの状況です。

自由曲「アンティフォナーレ」も個人やパートでの譜読み状態です。

今年の選曲も影響していますが、一音一音、一フレーズごと確認しながら進めています。

コンクールの申し込みはもう始まります。いよいよ夏です。

顧問