以前に書いたことがあるかもしれませんが、ここ数年、指導していて一番感じることは、「反応のなさ」と思います。
ここに話をすると、こちらの話に反応している様子がわかるのに対して、
何人かの集団で話を聞くときの、「反応のなさ」に、思わず聞いているのかと感じるときがあります。
これは、SNSなどネットによる活字のコミュニケーションを中心にとっている時代だからと思いました。
しかし、よく見ると、微妙に表情に変化が表れていることに気づきました。
相手への表情や態度、言葉といったリアルな反応の仕方がわからず困ってる生徒もいますが、
「言っている、聞いている」といった一方的なコミュニケーションから双方向のコミュニケーションの人数が増えてきたかもしれません。
今週は「アンティフォナーレ」の終盤の金管セクションを連続してみています。
音形や音色、フレージングなどの統一を目的としたセクション練習です。
一気に作り上げるのではなく、一つひとつの音を入念にチェックすることからはじめて、
今日は、フレーズの取り方を統一させる練習に入りました。
先行している木管セクションと、別に練習しているパーカッションとも合わせる合奏は週末になると思います。
顧問