神様は天地と人間を創造なさり、
人間を「愛の対象」とみなし、
<創造目的>を成そうとされた。
しかし天使長ルシエルは、
神様が「自分よりもっと大きい愛の対象になる人間」を創造しようとするので、
その御心に反対した。
結局「天の国」から「地上」に追い出された。
ルシエルはルシファーになって、
地上の神様が選んだ「アダムとエバ」を誘惑し、堕落させた。
神様はなぜルシファーを永遠に裁かずに「地上」に追い出したのだろうか?
「地上」に追い出さずに永遠に裁き、
「地獄」に送ったとしたら、
ルシファーがアダムとエバを誘惑しなかっただろうに。
罪を犯したからといって、
即座に永遠な裁きをするのは「公義」ではない。
だから神様は「神様の御心に反対したルシファー」を
永遠に裁いて即座に「地獄」に送らず、
1次に<回心の期間、悔い改めの期間>を与えようとして
「地上」に追いやったのだ。
地上で、過ちを犯した分「罪の代価」を受けるようにさせて、
アダムとエバを守るようにさせながら「回心の期間」を送るようにさせた。
そして、最後の機会を下さったのだ。
しかし、ルシファーは<回心の期間>に耐えることができず、
また罪を犯した。
アダムとエバを誘惑し、堕落させることによって、天の御心を妨害した。
これによって神様は
ルシファーを永遠に裁いて「地獄」に閉じ込められた。
この封印を解いた人はいない。
もし、ルシファーが「地上」に追い出された時に、
再び罪を犯さなかったなら、
<暗闇の主管圏>にいるだけで、
<永遠な裁き>は受けなかっただろう。
しかし「追い出された地」でエバを誘惑し、
堕落させたことによって、また罪を犯した。
結局「神様の永遠な裁き」を受け、<地獄>に行った。
ルシファーは<地獄>に閉じ込められたが、
ルシファーと一緒に行なう氏族が、また人間を惑わし、
誘惑し、苦痛を与え、苦しめる。
その氏族にもやはり1次<回心の期間>を与えて、
その期間に再び罪を犯したら<神様の永遠な裁き>を受けるようになる。
人間も罪を犯したら、
1次に「その位置から脱落」し、
そこで悔い改めるように「回心の期間」を下さる。
その時、そこで回心すれば、その段階で生きる。
しかし、回心せずに、そこでまた罪を犯すなら、
神様は公義でお裁きになる。
だから、死亡で終わるようになる。