「地球史にチバニアン(千葉時代)誕生へ」
というニュースを新聞で知った。
チバニアンとは安易な造語と思ったら、
ラテン語で「千葉時代」を示すのだそうな。
およそ地球の歴史で77万~12万6千年前の
年代というから、気の遠くなる話だが。
つまり教科書で習った「ジュラ起」や「白亜紀」
と同じような地層のことか。
では一体、
チバニアンとはどんな時代のことをいうのか。
「地球の磁場が逆になっていることが明確に
読みとることができる」
というのだが……。
簡単にいうと、、
「北極と南極が真逆になって、磁場が正反対に
なっている」
ということらしい。
スケールが大き過ぎてすぐには理解できないが、
地球の歴史46億年の中で、
このような現象は複数回起っているようで、
このチバニアンという時代は、
磁場の逆転が「最後に起った時代」として
とても重要な役割を持っている
のだそうだ。
このチバニアンという名前の由来となったのは
「千葉県市原市の養老川沿い」
というが、いちど見てみたいものである。
ともあれ、
煩瑣なことで振り回されている日々、
ちょっとロマンを感じさせる話題ではある。
※新聞掲載の写真より