一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

チバニアン

2017-11-18 07:20:31 | Weblog
 

        「地球史にチバニアン(千葉時代)誕生へ」
        というニュースを新聞で知った。

        チバニアンとは安易な造語と思ったら、
        ラテン語で「千葉時代」を示すのだそうな。

        およそ地球の歴史で77万~12万6千年前の
        年代というから、気の遠くなる話だが。

        つまり教科書で習った「ジュラ起」や「白亜紀」
        と同じような地層のことか。

        
        では一体、
        チバニアンとはどんな時代のことをいうのか。

        「地球の磁場が逆になっていることが明確に
         読みとることができる」
        というのだが……。

        簡単にいうと、、
        「北極と南極が真逆になって、磁場が正反対に
        なっている」
        ということらしい。

        スケールが大き過ぎてすぐには理解できないが、
        地球の歴史46億年の中で、
        このような現象は複数回起っているようで、
        このチバニアンという時代は、
        磁場の逆転が「最後に起った時代」として
        とても重要な役割を持っている
        のだそうだ。

        このチバニアンという名前の由来となったのは
        「千葉県市原市の養老川沿い」
        というが、いちど見てみたいものである。

        ともあれ、
        煩瑣なことで振り回されている日々、
        ちょっとロマンを感じさせる話題ではある。


        ※新聞掲載の写真より