冬眠とは一部の哺乳類や爬虫類
など、
活動を停止し、体温を低下させ
て食料の少ない冬を過ごすこと。
というのはよく分かるが、
同じリスでもシマリスは冬眠する
のに、このところ自宅周辺で
よくリスを見かける。
林の中を散歩していても
2~3匹(?)が梢をスルスル
と走り回ったり、
隣の家の垣根をのぼったり、
先日は私の部屋の窓から
隣家の庭の柑橘類をむさぼって
いるのを見た。
冬は山にエサがなくなるからなあ
と思っていたが、
あの可愛らしい姿でギャァギャァ
と鋭く鳴くのには驚く。
でもシマリスは冬眠するのに
なぜ……?
鎌倉にいるのはタイワンリスだか
らだろうか。
科学的なことは分からないが、
シマリスの場合、
冬眠すると寿命が4~5倍延びる
という。
冬眠中に細胞の若返りがおこるの
だそうだ。
「子がひとりゆく冬眠の森の中」
飯田龍太
静かな森の地面の下の生命を
感じさせる。
童話の一場面のような句。
※ リスは動きが早くてなかなか
写真が撮れない。
知人が送ってくれた一枚。