このタイトルは本当いうと「死にたくなる」だが、
それではいかにも物騒なので、ぼやかした。
つまり、まるで一杯のコーヒーを所望するように、
いとも簡単に「死にたくなる」のだ。
(死にたいなんて不遜なことと承知の上)
夏の暑さで死にたくなり、こう寒くなるとまた、死に
たくなる。
年末になると、恒例のようになっているひどい風邪。
市販の薬では効かず、結局医者にかかる。
(免疫力が弱まったせい?)
それにこのところ、朝起きると瞼が腫れあがったり、
目のふちが赤く、何かにかぶれたようになっている。
最初、寝相が悪いせいかと思ったが、何日たっても
良くならない。
あんまり腫れあがって瞼が垂れたときには、TVで
見た「視界狭窄症」を疑い、皮膚科にいった。
(視野が狭いのはオマエの心だろうと突っ込みながら)
そしたら花粉か何かのアレルギーで、これまた流行
なんだとか。塗り薬と飲み薬をもらってきた。
しかし「死にたい」なんていったら年寄りの繰りごと
と取られるのがオチだから、いわない。
それに死にたい、死にたいという人に限って病院に
マメに通い、せっせと薬を飲んでいる。
あっ、自分がいい例! 今になって気づいた。
前回、夜明けのことを書いたが、いつの間にかあれ
から10分以上おそくなっている。
ああ、地球は回っているのだ。
こうやって1日、1ヶ月、1年が過ぎるのだと実感
する。
折しも昨日は冬至。
写真のようなユズを8ヶも湯船に浮かべた。
風呂に入りながら面白くなってユズをもみもみして
いたら、(柑橘類の)揮発成分が出て、ヒリヒリし
て入れなくなった。
そういえば何年も前、ミカンの皮がアロマの替わり
になると聞いて入れたら、やはりヒリヒリして痛い
と家族から文句いわれたことを思い出した。
あれって、乾燥させればいいのだろうか。
愚かなことは繰り返す。
こんなことも厭世の1つの原因です。