昨夜、出かけて遅くなった。
空には鋭くも冴えわたった月。
秋の月は風情があるけれど、冬のそれはブルッと
寒気がして、つい足も小走りに。
冬の月には人を寄せつけぬ迫力のようなものが
あって、畏怖心すら抱かされる。
新聞をみれば月齢は15.6(11日現在で)。
ほぼ満月といっていいか。
しかし、この月も欠ける。
当たり前だが「満つれば欠ける」
この言葉からつい人生を思ってしまった。
順風満帆な人などいない、ということを。
今は欠けても、いつかは満つることもあるだろう。
まあ、そう思わないとやっていられないのだが。
そして満ちたと思ったら、また欠ける……。
放射冷却で翌朝は冷えた~。
日中もこれこの通り、澄んで寒さ厳しい一日でした。