雨上がりの今日、こいのぼりが泳いでいました。
男の子がいなくても、こいのぼりが泳ぐ光景には
あこがれます。
こいのぼりの起源は江戸時代からで、男児の健やかな
成長を願ってのもの。
武士が家の中に鎧や兜、武者人形などを飾るのにたいし、
町の庶民はこいのぼりを上げるようになったとか。
このこいのぼり、真鯉(黒)、緋鯉(赤)、子供の鯉(青)
がワンセットで、五色の吹き流しやカラカラとなる矢車は
魔よけのためということです。
魔よけといえば、子供の頃、家の軒先に菖蒲とヨモギの葉
を差したことを思い出しました。
菖蒲湯は邪気をはらって元気になる、健康のためだった
のでしょうね。
そんなこともやらなくなった現在、せいぜい柏餅を食べる
ことにしましょう。