今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ゆるい生活

2016年10月19日 | 「本」のひきだし

ブクログより




ある日群さんは、しばしばめまいに襲われるようになります。
気になって知り合いに紹介された漢方薬局で治療を受けることに。

この場合の薬局というのは、単に薬を売るところではなくて、治療院です。

患者の顔色、体のむくみ、そして聞き取りなどから病状を判断し、主にリンパの流れを促す治療と調合した漢方薬の処方です

群さんはかなりの甘党のようで、執筆中も紅茶とおまんじゅうを傍らに常備して、何の制限も無しに食べておられた結果の不調らしいです。
治療と薬の他に、甘いもの断ちと水分摂取の制限を日常的に義務づけられ、様子を見ることになりました。

つい誘惑に負けて、甘いものを食べた次の来院時には、きっと先生に見破られるし、きちんと言いつけを守った日には、調子がいいというふうに、体はとても正直にできているんですね。それを一目で見破る先生もすごい。

こういう症状には、○○がよい、こういうときには○○を飲む、と具体的に漢方薬が記されているけれど、それらは誰にでも当てはまるわけではなくて、体質によって向き不向きがあるんですって。

まさに群さんが体を張って漢方の威力を証明するかのような一種ハウツー本です。
毎週リンパの治療と、各種の薬と、日々の節制のおかげで、群さんは健康を取り戻し、リンパの滞りを解消したおかげで、スリムな体も手に入れられたのでした。

あ~こんな治療院、私も行きたい!!と多くの読者が思われるであろう事を想定してか、巻末には「本書に出てくる治療院は紹介できません」と言うようなことが記されています。ガックリ・・・

と言うことは実在するんですね、私も行きたい~~!




ゆるい生活 / 群ようこ
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お誕生日ケーキ。



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