今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

雪の綿向山

2012年02月02日 | 「山」のひきだし
大寒波到来で、全国各地記録的な大雪に見舞われています。
日常生活に支障の出る方々、本当にお気の毒です。
そんな中わざわざ出かけなくても、と言うようなものですが、鈴鹿山系の綿向山へ行きました。
少し寒さのゆるんだ隙に出かけましたが、それでも雪山は雪山。前日お天気をにらんでいて急に思い立ったのは良かったのですが、パートナーのアイゼンが無い、思いつくところを探しまくりましたが無い。
果たしてアイゼン無しで登れるかどうか・・・言い出したら聞かない。というのを知っているので行けるところまで、ということで出かけました。

当日はお獅子が来る日だったので、お獅子を待っていたら少し遅くなりました。
駐車場に着くと10時過ぎ。なんと!40台くらいは止まっているでしょうか?綿向山は樹氷のきれいな山というので、冬山も人気の山ですが、それにしてもすごい。

駐車場へ行く道からガチガチに凍っています。とにかく寒い。



すっぽり雪をかぶって。


予報は曇りでしたが、ときおり日が差してきて、風に飛ばされる雪がきれいです。



このあたりはまだ傾斜が緩いので・・・



行者小屋を過ぎると、冬道の尾根のはじまりで、傾斜もきつくなり、雪の量もうんと多くなってきました。
さらさらの新雪なので、アイゼンをつけていてもあまり効かない状態です。
何も言わずに登っていくけなげなパートナーです。



木々の隙間から青空が!
このあたりが樹氷の見所ですが、これは樹氷というより、雪が積もっているのでしょうか。



頂上です。やはり視界はあまり良くありません。大勢の人がいて、凧を揚げたりスノーシューで歩いたり、そり遊びをしたり、思い思いに楽しんでいます。


足跡の無いところへつい行ってみたくなりますね。

頂上でお昼にしましたが、じっとしていると寒い!!
高度計を持ってこなかったのですが、体感-5度くらいでしょうか。
カレーうどんを食べてそうそうに降りることにしました。

下りは滑って降りたほうが早いとばかりに、シリセードで。お尻に敷くシートのそりを持ってくれば良かった。
下に降りてきても、朝と変わらないくらいの凍結で、よほど今日は気温が低いと思われます。
「ストック貸そうか?」とか「だいじょうぶ?」とか一応パートナーを気遣いつつ、下りは早くて、ノンストップで下山しました。
あ~無事に帰ってこられて良かった。行けるところまでと言っても、私の心の中では、頂上まで行く気でしたからね~
良かった、良かった。
アイゼン買った方がいいかしらん?

H24年1月29日(日) 天候・曇り時々晴れ
綿向山 1110m

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