府中
とまりぎ
京王線府中駅近くには、大きな欅(けやき)並木が続く道がある。
途中に八幡太郎義家の像が建っている。
並木に挟まれた車道はいつのころからか、南方向への一方通行になっている。
外側の歩道は、自転車と歩行者に分けられている。
さらに南へ行くと、旧甲州街道を越えたところに大国魂神社がある。
通りがすっきりしたなと思って、よく見ると電信柱が見えない。地下を通したようだ。
境内には武蔵国府跡の碑もある。
5kmほど北には国分寺の史跡もあり、古くから栄えたところだったのだろう。
大国魂神社の門には、今まで気がつかなかったが菊の紋が入っている。
府中には自動制御理論を指導してくれた先生がお住まいだったが、数年前に亡くなられた。奥の深さを感じさせてくれたが、「人生の短さについて」セネカにあるように短かった。