旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

稲城

2009年08月17日 | ウォーキング

                           稲城  
                                                          とまりぎ
 多摩川の西、南武線の矢野口駅からだ。梨の産地だから帰りに“みやげ”を持っていこうかと思っていたら、スタート地点の市役所からちょっと歩いたところで、一口サイズに切った梨を「どうぞ」と言われ、味をみた。水分もあり、昔の“長十郎”とはずいぶん大きさが違う。聞いたところ、長十郎は作っていないとのこと。
 もうひとついただいて満足し、“みやげ”のことをすっかり忘れてしまった。駅からハイキングでの稲城行きである。  

 京王線の稲城駅の下でJR貨物線の線路をくぐって、三沢川沿いに上流へ向う。朝からの曇り空で、比較的楽に歩けたのはこのころまでだった。三沢川と鶴川街道を越えて、向いの山道を登ると稲城中央公園に入る。ここで汗がどっと出る。

 くじら橋で車の上を通り公園の端の方に鉄塔があり、これを上る。晴れていれば見晴らしがよさそうだが、府中あたりの町が見える程度だ。 

 南武線の南多摩駅へ向ってくだり、今度は大丸(おおまる)用水に沿って歩く。このあたりから太陽が照りつけ暑い。

 多摩川から取り入れた水を菅堀と清水川に分岐している。この菅堀に沿って歩く。さらに押立堀と新堀が分岐しているが菅堀は細く身近な小川といった雰囲気だ。  大丸親水公園では、この用水についての展示説明があった。

 さらに先へ行くと、稲城から府中と中央高速へ入る橋の下を通って、矢野口駅への道を通る。暑い。  稲城の地に梨畑があることは、以前から知っていたが、実際に歩いてみると大丸用水による水の分配のおかげだろうと感じた。

コメント
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