
今日は免許取消しの際に行われる『意見の聴取』に同席する依頼で、
某県に出張してます。
さて今回の依頼は、
詳細については書けませんが、依頼者はひき逃げで検挙されて、四年間の免許取消(違反点数41点)に該当してしまったのです。
これをなんとか軽減できないものかと相談を受けました。
ちなみに写真は警察本部内の通行パス。
調べてみると
警察側の捜査にはかなりのツッコミ所があることを踏まえて、今回は免停への軽減も狙うと同時に『完全な処分ナシ』も並行して狙うことに
(・ω・)/
そして下準備を整えてからいざ○○県警本部の意見の聴取会場へ!
ちなみにこの警察、関東で最も軽減率が低いという噂のある県です
意見の聴取は個室面談形式、
大部屋で全員一緒にやるよりも多少話を聞いてくれることの多い形式である。
聴聞官との話だが、やはり警察の取締りを是とするのが基本姿勢であると繰り返す。
僕も負けていられない
救護措置義務違反(要するにひき逃げ)が
成立するための構成要件(要するに条件)について一問一答、
相手が「今回のような場面でひき逃げを認定した判例もあるんですよ」というが
こっちも「同じ事例ではない」
「判例が示しているのは○○であって、その条件を本件では満たしていない!」
さらに追い討ちとして、こちらもあらかじめ用意してきた判例で応戦
追加の判例も出して適用条文も解釈論を交えて相手の退路をふさいでいき、
そのほか捜査上の不備やら今までに集めてきた武器を使って
【この事故はひき逃げには当たらない、ひき逃げとした初動捜査は失当である、
したがって行政処分に関しては欠格期間(再取得ダメ期間)4年の取り消しは不当である。
ただし事故そのものは確かなので、90日以下の免許停止への処分変更もしくは再捜査による事故状況の精査の後、処分原因の変更に基づく処分内容の変更】を求めていきました。
まぁ意固地になられて切れられるのは困るので
一応の逃げ道は作っておいて、そこにワナを仕掛けるトークで
向こうにこっちが言って欲しいことを言わせるように仕向けていきました。
そして
30人くらいいた全員が終了し、さらにその1時間半ほど経った後、
また待合室のような部屋に集まり、各人が再度聴取を行った個室に呼ばれて
行政処分通知が渡されます。
ところが僕と依頼者は他の人たちとは違う部屋に呼び出されました。
県警本部の人が言うには
「この件については再度きちんと調べる必要がありますので、今日は処分保留で免許をお返しします。再捜査の後どうなるという名言はできませんが、ここから違反をするようなことの無いようにしてください。・・・あと、他の方々は全員免許取消しですので、帰るときにはあまり大騒ぎしないようにしてくださいね
」
ひとまず
今すぐの欠格期間4年間の免許取消しという最悪の事態は免れて
一切の処分ナシへの道である再捜査がされることになった。
感じとしてはいい方向に向かっていると思う。
目撃証言もこちらよりのものを押さえたし、証人にも協力を取り付けている
さらに担当警察官の捜査上の不備や、その他おかしい点についてもきっちり押さえている。
現場から上がってきた報告書ではおそらくその様なことは書いていないはずだし
それに基づいた【ひき逃げ】という決定をいったん保留にして再捜査なのだから、
かなり【狙い通りの結果】が出る公算も高まってきた
まだ油断はできないが
かなりの確立で処分ナシにできると思う。
ちなみに今回と同じような依頼の場合のお値段は
状況やどんなことをするかによりますが、60000円~250000円くらいの間です。
意見の聴取に一緒に行ったりするので通常より多少費用はかかりますが、
4年間の免許取消し(もちろん普通の免許取消しでも)をナシにできる確率を
宇宙一高められるのならのなら、正直破格のお値段だと思います
普通の取消しの軽減を求める場合は5000円~でOKです
お気軽にご利用ください
運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-6356-7386:090-9341-4384
某県に出張してます。
さて今回の依頼は、
詳細については書けませんが、依頼者はひき逃げで検挙されて、四年間の免許取消(違反点数41点)に該当してしまったのです。
これをなんとか軽減できないものかと相談を受けました。
ちなみに写真は警察本部内の通行パス。
調べてみると
警察側の捜査にはかなりのツッコミ所があることを踏まえて、今回は免停への軽減も狙うと同時に『完全な処分ナシ』も並行して狙うことに
(・ω・)/
そして下準備を整えてからいざ○○県警本部の意見の聴取会場へ!
ちなみにこの警察、関東で最も軽減率が低いという噂のある県です

意見の聴取は個室面談形式、
大部屋で全員一緒にやるよりも多少話を聞いてくれることの多い形式である。
聴聞官との話だが、やはり警察の取締りを是とするのが基本姿勢であると繰り返す。
僕も負けていられない

救護措置義務違反(要するにひき逃げ)が
成立するための構成要件(要するに条件)について一問一答、
相手が「今回のような場面でひき逃げを認定した判例もあるんですよ」というが
こっちも「同じ事例ではない」
「判例が示しているのは○○であって、その条件を本件では満たしていない!」
さらに追い討ちとして、こちらもあらかじめ用意してきた判例で応戦
追加の判例も出して適用条文も解釈論を交えて相手の退路をふさいでいき、
そのほか捜査上の不備やら今までに集めてきた武器を使って
【この事故はひき逃げには当たらない、ひき逃げとした初動捜査は失当である、
したがって行政処分に関しては欠格期間(再取得ダメ期間)4年の取り消しは不当である。
ただし事故そのものは確かなので、90日以下の免許停止への処分変更もしくは再捜査による事故状況の精査の後、処分原因の変更に基づく処分内容の変更】を求めていきました。
まぁ意固地になられて切れられるのは困るので
一応の逃げ道は作っておいて、そこにワナを仕掛けるトークで
向こうにこっちが言って欲しいことを言わせるように仕向けていきました。
そして
30人くらいいた全員が終了し、さらにその1時間半ほど経った後、
また待合室のような部屋に集まり、各人が再度聴取を行った個室に呼ばれて
行政処分通知が渡されます。
ところが僕と依頼者は他の人たちとは違う部屋に呼び出されました。
県警本部の人が言うには
「この件については再度きちんと調べる必要がありますので、今日は処分保留で免許をお返しします。再捜査の後どうなるという名言はできませんが、ここから違反をするようなことの無いようにしてください。・・・あと、他の方々は全員免許取消しですので、帰るときにはあまり大騒ぎしないようにしてくださいね

ひとまず
今すぐの欠格期間4年間の免許取消しという最悪の事態は免れて
一切の処分ナシへの道である再捜査がされることになった。
感じとしてはいい方向に向かっていると思う。
目撃証言もこちらよりのものを押さえたし、証人にも協力を取り付けている
さらに担当警察官の捜査上の不備や、その他おかしい点についてもきっちり押さえている。
現場から上がってきた報告書ではおそらくその様なことは書いていないはずだし
それに基づいた【ひき逃げ】という決定をいったん保留にして再捜査なのだから、
かなり【狙い通りの結果】が出る公算も高まってきた

まだ油断はできないが
かなりの確立で処分ナシにできると思う。
ちなみに今回と同じような依頼の場合のお値段は
状況やどんなことをするかによりますが、60000円~250000円くらいの間です。
意見の聴取に一緒に行ったりするので通常より多少費用はかかりますが、
4年間の免許取消し(もちろん普通の免許取消しでも)をナシにできる確率を
宇宙一高められるのならのなら、正直破格のお値段だと思います

普通の取消しの軽減を求める場合は5000円~でOKです

お気軽にご利用ください

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-6356-7386:090-9341-4384
暴動の覚悟がおありであれば
ここは一つ
僕が国政選挙にでも出馬したときには是非1票を投じてあげてください
最近に貴殿ブログを知り、過去のエントリーから拝見しましたので、筋は通っているとは思いますが。
古い記事にコメント、ご容赦を。
カキコありがとうございます。
救護が果たされたかにつきましてはいろんな解釈が出てしまいますし、警察はひき逃げとして扱う以上、状況としては当初は救護義務は適切に果たしていないというところからの出発です。
ただひき逃げ自体そんなに多くありませんので詳細を書けばどこのだれかは判明してしまいます。また違反や事故の態様は一人一人すべて違いますので、中途半端な知識で墓穴を掘る結果になるのは明白です。
ですのでいろんな面を勘案して、たとえ依頼者から「世間のために詳細を公開して欲しい」と言われたとしても、基本的には詳細は公開しないことが多いです(することもあります)
それに
文字で書けるところはあくまでも氷山の天辺付近の話でそれを支える部分が真髄なのです。