結果は過程を正当化する・・・きっと

なんか
最近世間を欺いた人たちへの叩きが華やかなりしです。

現代のベートーベンとか
新たな万能細胞とか

ただそこに思うのは
あくまでも結果に対しての批判と方法に対しての批判は分けて考えないといけないと思うんですよ。

まず現代のベートーベンなどといわれていた自称作曲家ですが
こいつは叩かれて然るべきだと思います。
こいつの曲は感動を誘ったものではありますが
それは別に聞いた人を音で感動させたわけではなく
耳が聞こえないのに苦しみながら作曲したとか
なんか被災者とのふれあいとか
ドキュメンタリー(と称する)番組などで物語を演出したからで、
結局作った(とされる)音そのものには皆さん大して感動してなかったってことですよね？

つまりこの人は
『ストーリーで感動を売ってきたのに、そのストーリーがインチキだった』わけですよ。

一方STAP細胞の方はどうかといえば
論文がインチキだったとか写真がおかしいとかといった『手順』の方なんですよね。
僕は極論を言ってしまえばSTAP細胞が真実ならそれまでの手順の不備や倫理観の欠如なんていうのは正直どうでもいいとまでは言えませんが、
今現在『STAP細胞の技術を使えば命が助かるかもしれない』という状況の人たちにとっては「そんなことは完成させてからやってくれ」と言うと思います。

手順はおかしいのであれば
きちんと結果を出したうえで別口で叩けばいい話だと思います。

もちろん盗作とかコピペとかはいけませんが、
それは論文や卒論を提出される側がチェックすべきものだと思いますし
結果さえあれば何でもいいというものではありませんが
方法と結果の比較衡量で叩き方は考えるべきだと思います。

正直なところ一般人の僕にとっては
論文がパクリだろうが写真が転載だろうが
そんなゴタゴタは学会の中だけでやっといて
社会の為にまずはきちんと新たな万能細胞を出せよと言いたくなるのです。

命に関わる人たちの時間は
そいつらよりもきっと重いはずなのだから。

「で、STAP細胞の方も結果がインチキだったら？」と聞かれましたら
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