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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

上っ面だけなんだから薄っぺらでもいいです。

2012年12月08日 | 雑談
マスコミは社会の木鐸などといいまして。

この「木鐸」というのは
簡単にいえば社会に危険を促す、警鐘を鳴らす役割ということです。

それを踏まえて選挙のお話です。

総選挙やら都知事選やら
いろんなメディアは賑わってます。

そこで個人的な雑感をちょっとだけ

候補者が必ず吠える『政治主導』とか『官僚政治からの脱却』という言葉、
僕は個人的には非常に胡散臭く感じます。

基本的に日本の公務員というのは非常に優秀だと思います。
もちろん腐った人間もいます。
しかし『〇〇もいる』などと言ってしまえばどんな世界にも当てはまるので
意味のない主張です。

それでは
政治家という人たちは国の行く末に対してどの程度責任を持っているのでしょうか?
選挙に勝つための活動や
根回しに日常の時間を費やして、
国務の重要部分については当選して、該当の役職につかない限り真剣に勉強する機会もなく、
任期の人気しか考えない政治家と、
ずっと担当省庁で実務に接してきた官僚と、

特定の分野に関してどれだけ実務能力に開きがあるのかは火を見るよりも明らかです。

はっきり言えば
政治主導などというのは単なる思い上がりです。
町の人気者が自分に実力があると勘違いして背伸びしてしまっているだけです。

僕は極論すれば
政治家は薄っぺらでいいと思っています。

各分野の官僚や現場の優秀な人間はえてして自分の担当部署以外には疎い面もあります
だからこそ格人間の調整役が必要になってくるのであり
突出した能力を活かすためのフィールドを作る能力が問われているはずです。

であれば
政治家に必要な能力は
有能な人を活用できる判断力と
国民を扇動して金と支持を集めることに過ぎないと思います。

実際
各党が主張する政策も
30年以内に原発廃止とか、
今それを言ってもどうしようもないというか
実現できたかが問われる頃に候補者たちは何人生きてるのかも定かではない話です。

そして
代替エネルギーだったり外交だったり、ほとんど具体案は示されていません。

報道にも責任の一端はあると思います。
官僚の腐敗をあげつらうのもいいでしょう、
くだらないスキャンダルを追っかけるのも空いてる時間の木端仕事として構いません。

ですが
政策の本質についてきちんと流しているメディアがどれだけあるか疑問です。

官僚と政治家のどっちが勝つかではなく
お互いが足の引っ張り合いをして国民に迷惑をかけているだけです。

政治家の皆さんは
自分たちには政治能力は乏しいということを自覚して
頑張って国民を先導する
政治的アジテーターとなっていただきたいものです。

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