黒い奴らは笑ってるよ・・・

一昔からいろんな説が飛び交っていますが
【慰安婦問題】というのがあります。

軍の強制だとか
いや同じ国の人買いの仕業だとか
虐待されただとか
高給取りだったとか
慰安婦たちは志願してきたんだとか

いろんな立場からいろんな論が飛び交っています。

ただ
どれもある意味正しいと思います。

強い立場になっている人は下の人間に対して横柄になるでしょうし
慰安婦の女性につらく当たった兵士もいたでしょう。

また時代背景もあるでしょうから
日本の一時代のように娘を売る親もいたでしょう。

だから個々の一部分を切り取れば、今のところ『どれもあり得る』となって仕方ないと思います。

それならば
個々の事案を鑑みての個人補償であれば問題はないと思いますが
それを国家間の誠意に論点をすり替えてるのが問題なのだと思います。

そして
元慰安婦の証言に対して「あいつらは詐欺師だ」と叩く人はちょっと言い過ぎではないかと思います。

慰安婦問題が出始めたのは1980年代くらいだと思うのですが
それですら戦後35年くらいたったころです。

当時の記憶というものがどの程度鮮明なのでしょうか？

僕の例を取ってみれば
20年前の●月〇日どうしてた？と聞かれても
なんとなくは答えられても細かい部分、
例えばどんな会話だったかの詳細とか話し相手の表情とかは覚えてません。
ましてや強制連行だろうが親から売られたのだろうが、
本人がそれを把握していなければ青天の霹靂なのだから
細かい部分まで覚えるのは不可能だと思います。

そして現在まで約30年です。
うろ覚えの記憶に対して
「それは〇〇だったんだよ」と言われ続けると
本人もその記憶が定着してしまいます。
そうなると事実とは違っていても本人にとっては嘘ではない状態になってしまいます。

悪徳商法に騙された高齢者の中には
最後まで、たとえ会社が摘発されても担当セールスマンを信じていた人もいたそうです。
この女性たちの心理がどういうものかは本人でも分かりません。

ただ
僕には
黒い半日プロパガンダが
『かつての不幸な少女』を御神体に担ぎ上げているだけにしか見えないのです。

裏で笑ってる連中にとっては
日本を叩けるなら慰安婦だろうが捕鯨だろうがなんでも良いんじゃないかとさえ思えてしまいます。

不幸な事態はあったかなかったかでいえば
あったと思います。
ただ軍主導かどうかは今のところ正規には『なかった』となります
ただ部隊レベルで現地の業者に圧力をかける兵隊がいなかったと断定はできません。

強制性が無かったかという質問をしている人たちに
老女の寂しさにつけこむような手法は無かったか？と質問したいものです。

とりあえず
微妙な問題だけにブログレベルで書こうかちょっと逡巡もありましたが
あまりにも末端の元慰安婦への叩きが酷いと感じたのでアップしました。