ちょっと論理が飛躍していると思います。

憲法改正の論議が活発ですね。

改正反対の人たちの中には
軍国主義になる、だとか言う人もいますが
僕は『一回決まったものを何が何でも変えない』という考え方こそ問題だと思うのです。

自衛隊が軍隊か否かなど、もはや論じるべきものでもありませんし
事実に理由を後付けにする程度のものです。

さて
仮に狂信的反戦主義者が主張するように
軍国主義から徴兵制ができたとしましょう。

法改正しても実行するまでは当然時間がかかるわけです
衆議院選挙は4年に一回です。

つまりあまりにもとんでもない法改正をしてしまったら
次の選挙ではそれを叩くだけで政権交代ができてしまうというわけです。

ついでに
若年層の投票率が低いのが現状の選挙であるならば
徴兵制などができた拍子に、反徴兵制の政党に若年層の支持が傾くでしょうから
あっという間に政権転覆です。

一期しか維持できない政権を取る意味があるのでしょうか？
また、軍隊を人間だけ増やしてもあまり意味はなく
維持できるだけの補給体制や、装備もそろえなければなりません。
そうなれば、ますます急な徴兵など不可能のように思います。

となると、選挙制度自体を変えるか
恒久的な一党独裁体制を敷かない限り軍国主義国家への移行は不可能のように思います。

それに
緊急事態にもなれば
憲法がどうとか言ってられないと思いますし
『解釈』という魔法の言葉でどうにでもなると思います。

だからこそ
迅速な行動ができるようにおかしな足枷をなくしていくべきだと思いますし
民主主義の在り方としては
政治の暴走を抑えることに意味があるのだと思います。

政治思想なんて人の数だけあるのですから
議論の吹っかけは無しで↓に一票よろしくお願いします
人気blogランキングへ

内村特殊法務事務所
http://homepage2.nifty.com/guth/

内村特殊法務事務所・新ＨＰ
http://www.seiki-office.com/