中型無免許、最良の結果

数か月前に受任しました
『中型トラックを普通免許で運転してしまい、無免許運転として取締りを受けた事案』の御依頼者様から連絡があり、
付加点数無しで終了とのことでした。

さて
処分の軽減にはいくつか種類があります。
今回のような２５点クラスの違反の場合、
(前歴や累積の点数が無い場合)
１：２年間の欠格期間(再取得できない期間)が１年になる
※僕にとってはこの結果なら成功とは言えません。

２：２年間の欠格期間が１８０日の免停になる。
これが僕の事務所にとっての一般的な『標準的成功』です

３：点数は付くものの、一旦処分猶予という形になり、一定期間が経過すれば無かったことになる
これだと定められた期間を何事もなく経過すれば『無かったこと』になるんですが
その間に他の違反をしてしまうと規定取りの処分が下される可能性もあるので
メリットも大きいながら同時にリスクも含んだケースになります。

４：意見の聴取や聴聞会で『処分なし』になる
これはかなりいい形で、
点数は残るけど処分が無しになる場合や、一度つけられた点数が消える場合もあります。

５：初めから点数無しとして処理される。
読んで字のごとく、これが最もいい形です。
たとえば人身事故の場合には点数自体が付かなかったりすることもありますし
違反そのものが不成立、もしくは不存在ということで点数自体付かないということです。

今回の御依頼者様は
５の『点数自体無し』で完了しましたので
運転記録にも載りませんし、違反の履歴にも載らないようになりました。
最良の結果で良かったです。

早い段階(点数が付く前)であればこういうのも狙えるので
御依頼はお早めに、ということなのです。

☆もちろん最終場面の直前でも
処分無しになることもありますので、
諦めないことが最も重要なのです

運転免許取消処分の回避＆軽減専門で２５年の内村特殊法務事務所
代表：行政書士：内村世己
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