内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

マニュアル本の多くは『事例紹介』であって『方法論』ではありません

2015年06月30日 | お仕事全般
ネットニュースなどでも『営業成績を上げるには〇〇だ!』みたいな記事ってよく見ますし
営業ノウハウを上げるようなマニュアル本みたいなのってよく見ますね。

でもね
こういうのってつまるところ成功事例を並べてるだけなんですよ、
このコラムの筆者も営業先でカタログ広げて帰ってくるだけの営業スタイルを否定していますが、
結局こういう本も事例の一つを紹介することで、やってることはカタログの紹介と大差ありません。

営業スタイルなんていうのは極論すれば
100人いれば数百通りのパターンがあります。
ぴったりはまればいいんですが、少しずれただけでも全く結果が出なかったりします。

僕がいつも指導するのは『とにかくやれ、動け』です。
頭でいろいろ考えるタイプは、とかく一撃必殺の必勝法みたいなのを目論みますが
実際の仕事の中で『一撃必殺で決めないと死ぬ』みたいな場面はそう多くありません。

ある方法を実行してみて自分に合うかどうかを考える
別の方法をやってみて自分に合うかを考える
やりやすいけど結果が出ない、またはやりにくいけど結果が出やすい
そんな時にはやりにくさが数をこなす事でやりやすくなるかどうか、
一つ一つの行動と結果を検証して自分専用の武器を磨くことが重要だと思うのです。

『何々をやればいい』だけだったら
結局合う人には合うけど合わない人には合わないだけです。
もちろん最大公約数的な方法を探るのも良いかも知れませんが、
それは発信して儲ける側のビジネスモデルです。

受信する側は、多くの情報からの取捨選択と
やったことの原因と結果をきちんと踏まえること、
そっちの方がよほど重要なんだと思います。


☆僕がその昔、求人雑誌の営業マンだったころ、
夜討ち朝駆けで飛び込み営業かけてました。
暑苦しい営業スタイルでした。
そしてある程度の信頼関係ができたところで決め台詞
『俺もこの雑誌見てこの会社に入社決めたんですよ!』
まぁ『俺みたいな奴が来ますよ(笑)』ってことです。

10代の頃、新聞販売店で働いている時
勧誘のときにお客様にあげる洗剤とか映画のチケットなんかは自分で店から買ってたんですが
そんなのは無駄だと思ってた僕は、お客様から「なんかくれへんの~?」と聞かれたら
「この区域夕刊配ってんの俺ね、ということは毎日夕方には俺に会えるんやで(笑)こんなん金では買われへんで(笑)」

他の人が同じ営業スタイルで売れるかといえばそれは分かりません。
ですが、自分に合うスタイルを探す手間を惜しむかどうかが成功するかのカギだと思うのです。

行政書士内村特殊法務事務所
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