サウナ学

僕はトレーニングの後
サウナに入ります。

雑誌とかは持ち込めないので
なんかいろんなことを考えるんですよ

先日は
「このサウナというものを宇宙人に紹介するならどう話すか？」をテーマに思索に耽りました。

気持ち良さを伝えるというのも
宇宙人が高温とか発汗を気持ちよく感じるかどうかという観点から言えば
恒星間飛行を実現する科学力ですから肉体的な快楽などいくらでも実現できるマシンはあるでしょうから
ここはやはり精神論になると思います。

つまり
数値化できない気持ち良さをアピールするにはいかなるものかということです。

すると
一つの結論にたどり着きます。

そう
サウナとは
男を誇示する場なのです。

女湯には入りたいけど入ったことが無いのでわかりませんが、
男湯のサウナはいわば男の社交場でもあり
意地と面子のぶつかり合いなのだ

先客がいたなら
そいつが出るまで自分は出ない、
そんな何の根拠もないマイルールに縛られるのはいわば武士道にも通じるものではありますまいか？

「お兄さん凄い筋肉だね～」などという笑顔の裏には
一瞬にして相手の戦闘能力を計ろうとする
阿吽の間合いが存在するのです。
なるほど、オッサンと侮ってはいけません
そこは人生の酸いも甘いも噛み分けた壮年ファイターです。
あやうく老獪なテクニックに翻弄されるところでしたが

そこで繰り広げられる勝負は
パワーとかスピードとか技術とか
そういうものではなく、ただ我慢あるのみ、
忍耐以外を小細工と断ずる潔さなのです。

もちろん一回体を冷やしてから入るとか邪道！
冷やしたタオルの所持など外道！
猫背にならずに姿勢を正す
体を折り曲げて表面積を減らすなど小賢しい！

もちろんトークを振られたなら
相手への気遣いや儀礼もわきまえる

もちろん実力及ばず敗れ去ることもあるだろう、
チキンレースで崖から落ちるのはチキンではなくバカなのと同じように
倒れるまで我慢してはいけない
それは『分をわきまえない』という男として最も恥ずべき姿をさらすということなのだ

そして
一勝負終えた後は
コーヒー牛乳かフルーツ牛乳でお互いを称えあうのだ！

男の勝負とは
全力を出し切ったことによって友情が生まれ
後ろめたいことが無いということによって自信につながり勝機を得られるのだ

そんなことを考えていたら
1.5キロ減っていた

「アホだな～」と思っていただけましたら
「それが男ってやつなんでさぁ！」と第２ラウンドに燃えますので↓に一票よろしくお願いします
人気blogランキングへ

内村特殊法務事務所
http://homepage2.nifty.com/guth/

内村特殊法務事務所・新ＨＰ
http://www.seiki-office.com/