清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

丁稚の心得 28 箇条

2010年05月04日 | 本と雑誌

二ヶ月ほど前、テレビをつけたら 「職人心得 28箇条」 というのを紹介してました。

調べたら本まで出ており、購入したのがコレ。↓↓ 【丁稚のすすめ】という本です。

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秋山木工という手作り家具の会社の社長さんが書いた本で、役に立つ人間づくり、お客様に

心から喜んでもらえる仕事ができる職人を育成して、世に送り出したい。そんな思いで日々

仕事と教育に励んでいる様子と、その信念が綴ってありました。

人は心!!!  家具を作る技術以前に、良い人間づくりを志しています。

【職人心得28箇条】

1、 挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
2、 連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
3、 明るい人から現場に行かせてもらえます。
4、 まわりをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
5、 人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
6、 愛想よくできる人から現場に行かせてもらえます。
7、 責任を持てる人から現場に行かせてもらえます。
8、 返事をきっちりできる人から現場に行かせてもらえます。
9、 思いやりがある人から現場に行かせてもらえます。
10、 時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。
11、 道具の整備がいつもされている人から現場に行かせてもらえます。
12、 お掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。
13、 今の自分の立場が明確な人から現場に行かせてもらえます。
14、 前向きに事を考えられる人から現場に行かせてもらえます。
15、 感謝のできる人から現場に行かせてもらえます。
16、 身だしなみのできている人から現場に行かせてもらえます。
17、 お手伝いのできる人から現場に行かせてもらえます。
18、 自己紹介のできる人から現場に行かせてもらえます。
19、 自慢のできる人から現場に行かせてもらえます。
20、 意見が言える人から現場に行かせてもらえます。
21、 お手紙をこまめに出せる人から現場に行かせてもらえます。
22、 トイレ掃除ができる人から現場に行かせてもらえます。
23、 道具を上手に使える人から現場に行かせてもらえます。
24、 電話を上手にかけることができる人から現場に行かせてもらえます。
25、 食べるのが早い人から現場に行かせてもらえます。
26、 お金を大事に使える人から現場に行かせてもらえます。
27、 そろばんのできる人から現場に行かせてもらえます。
28、 レポートがわかりやすい人から現場に行かせてもらえます。

私たち教務(きょうむ=僧侶のコトです)の信心修行にも、大いに参考になる心得です。

興味のある方は、是非とも読んでみて下さい。


上尾別院 moonlight

2010年05月02日 | 常住寺 行事 できごと 家族

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常住寺別院の 「月初御総講 」 は、毎月2日の午前11時より奉修されるコトになっています。

今月5月はちょうど、王子の本院で開催される 「全役中会議」 と予定が重なりましたので、

別院は時間をずらして、午後1時から奉修させて頂きました。

別院所在地は、埼玉県上尾市です。JR上尾駅西口を出て、駅を背中にして直進。

車で7~8分走ると、ドライブスルーのあるロッテリアが見えます。そのとなりが、常住寺の別院です。

別院は、旧・北連合を二分して別院教区と定め、1教区・4部の現勢です。

常住寺第二世(実質の開基です)権大僧正日泰上人は、その昔・昭和22年から昭和40年

まで、宇都宮常照寺という寺院の住職もお務め遊ばされ、栃木・常法寺、足利・常行寺、

桐生・常薫寺、館林・常信寺の4つのお寺を建立された偉大な弘通家です。

兼務をしていた寺院というコトもあり、寺院を創建した証である開基は本寺の御導師に

なって頂くようお願い申し上げ、ご自身は影の功労者でした。

常住寺の開基も本寺のお師匠様・十五世講有日晨上人になって頂いております。

得度をされた時のお師匠様・第八世講有日歓上人、そして第十五世講有日晨上人へ、

そのように御給仕申し上げるばかりでなく、身・命・財を惜しまず、師孝のまことを尽くされ、

そのお仕え振りを人々が讃えて、《 今日朗 (いま - にちろう) 》 と呼ばれていたお方です。

日蓮聖人の高弟の一人、給仕第一の日朗上人の如き、お師匠仕えをする人だという賛辞です。

近年の本寺でも、周囲の人々から、今日朗と呼ばれる御導師がいらっしゃいました。

伊東の福嶺日剛上人です。日剛上人は、御令嬢がご結婚されて都内に住まわれる時に、

常住寺に所属するようにと勧められ、現在もご夫婦で常住寺の御弘通を担って頂いています。

これはやはり、日泰上人のご遺徳を頂戴したご因縁だと拝します。

さて本拠地の常住寺では、末寺の建立はなりませんでしたが、第3世日豊上人が、

恩師日泰上人への報恩の御給仕と発願して、別院を建立。寺号公称の暁には、日泰上人の

所化名を頂戴して、寺院名を 「 常住山・随法寺 」 とするように定めて頂きました。

一寺院として独立できる日が、一日でも早く来るよう、御弘通御奉公に気張らせて頂きたい。

上尾の土を踏む度ごとに、そう思いながら御奉公させて頂いております。


街頭募金を実施します

2010年05月01日 | 稲田小 お寺の集まり

今年も、毎年恒例の常住寺行事  【 街 頭 募 金 】 が、実施されます。

日 時 : 平成22年 5月23日(日) 午前10時~午後2時まで。

場 所 : 王子駅 東十条駅北口 赤羽駅 十条駅

集 合 : 常住寺一階 参詣受付前 午前9時集合

       点呼をとってから、各募金場所へ移動します。

みなさんも参加してみませんか? 社会奉仕の活動です。 疲れますが、清々しい気持ちで

一日を過ごせます。 時間は決まっていますが、一時間だけとかでもOKです。

申込はTAKANOまで、おねがいいたします。

この募金活動は、40年以上続く常住寺の社会奉仕活動です。

昨今もよくニュースなどで取り上げられていた 「ハンセン病」 の患者さんへの支援と、

「交通遺児」などの身よりのない子どもたちへの支援活動として、行っていました。

募金開始当時・昭和30年代半ばは、ちょうど、戦後の高度成長期です。

豊かになりつつある日本で、時代に取り残され、立場立場で苦しんでいる人々に

支援の手を差し上げたいとの、想いがあったと思います。

現在は東京都北区の【社会福祉協議会】へ全額寄付させて頂いており、地元の諸福祉に

役立てて頂いております。

募金のニュースは、北区の新聞に記載されたり感謝状を頂くなどして、

顕彰していただいております。

みなさまの篤い想いでのご参加をお待ちしております。