「神谷・東十条健康プラザ」ではヨガや写経などの教室が開かれ、地元の人々が集っています。
毎日なにかの教室が行われているようで、みなさん実に活発に活動されています。
今回は臨時でその1枠をいただき、お坊さんのお話し会をさせていただきました。
参加者は12名。同級生のお母さまもご参加されていらっしゃいました。
このプラザは、フクシ調剤薬局が入っているビルの2階にあります。
フクシ調剤薬局の経営者が有志で自社ビルを開放。北区に提供されていらっしゃるのです。
東京都北区の社会福祉協議会では、地域ささえあい活動と題して、活動する団体を支援しているようです。
以下、北区社会福祉協議会のホームページの文章をコピーしました。
北区社会福祉協議会は、平成10年度より地域ささえあい活動を進める団体に、活動を軌道に乗せるための助成事業を始めました。
これまで、次のような活動を行う団体に助成を行ってきました。
食事、レクリエーション等のサービス提供活動
- 健康づくり、生きがいづくりを行う活動
- 地域づくり、ネットワークづくりを行う活動
- 相談、情報提供を行う活動
- 学習プログラム提供を行う活動
- その他、地域でのささえあい活動として必要と認められる活動
神谷・東十条健康プラザは、調剤薬局の経営者、地元の民生委員、特養老人ホームのマネージャーさま、社会福祉協議会の役員でNPO団体の代表さま、以上の方々の連携で運営されているようです。今後は育児放棄されたような児童に対するケアなどを活動に盛り込むことを考えていらっしゃるとお聞きしました。みなさん実に情熱的です。
常住寺も地域に貢献したいと常々考えております。実際には、非常災害時の対策の一部を、王子警察と連携して備えております。自治体に協力して、諸行事にご協力をさせていただいております。今後は、ここの神谷・東十条健康プラザの活動も、お仲間に入れていただけるようなら、積極的にお手伝いさせていただきたいと思います。
広くて使いやすいお部屋が2つ。
こちらの部屋はヨガ教室やカラオケ教室に使われているようです。
こちらは今回お邪魔させていただいたお部屋です。
テーブルもイスも、デザインがよくて、かるくて、使いやすい。すばらしいです。
これだけの施設を私財を投じてご用意されたおこころざしに随喜の思いがおこります。
内装を工事されるのだって大変なことです。
もう、ただただ、素晴らしいと申し上げるよりほかありません。
お坊さんのお話し会は、「さとり」をテーマにして、「無常」「一期一会」などのお話しを申し上げました。
悟りをどのように捉えるか?
「ピンときた!」 これが「さとり」(人間目線での)に一番近い表現じゃないかと思うんです。
お寺だと、「お参りすべきだというコトに気がついた。そこがピンときた。」という具合です。
一通りお話ししたあと、参加者みなさんの体験談「あのときは感動した」とか「こんな風に嬉しかった」とか、
そういうお話しを聞かせていただきました。
一期一会です。
時間はもどりませんから、いまを元気に生きるのに、感動を伝え合うのがよろしいかと思ったのです。
ボクも話しました。他愛もない場面について話しました。でも、近年では深く感動した場面です。
内容は次回、ご紹介します。
みなさんからいろいろなお話しを聞かせていただきました。
人生の先輩ばかりです。ずいぶんと勉強になりました。
貴重なお話しをありがとうございました。
「両手を伸ばして届く範囲」すなわち、ご近所のコトです。
地球上には80億もの人が生きています。その中ですぐ近くに住んでいるというご縁。
これはもう、浅からぬご因縁です。
同じ職場。同じ学校。向こう三軒両隣。友だち。親戚。そして、家族。
ボクらは過去世からの深遠なるご因縁で、人と出会い、共に暮らしています。
どうか、わるいご縁がなくなりますように。よいご縁がはかどりますように。
心から、そう、ねがいます。
ボクは一生、地域に根づいて暮らしていきます。
だから、地域のお役に立てて、地域に貢献できて、お坊さんとしての使命を果たせたらと考えます。
今回は地域の方々と交流できて、本当に嬉しく思いました。
今後も機会がありましたら、どうぞよろしくご指導下さいますようお願い申し上げます。
※ このブログ内の記事ですが、リンクをはっておきます。
よろしかったら併せてご覧ください。