人類猫化計画

「基本的な生き方は猫に学べ!」を提唱するイラストレーター●山下セイジの猫並みな日々雑感記

水中歩行BGM考

2008年01月09日 00時29分31秒 | 猫並み日記
本日、初歯医者&初プール。ところで、プールで水中歩行を行う際、聴く音楽はどういうモノがよいか、という考察において、僕は第一人者であると自負するが(まあ、そういうことを考察する人は他にいないだろうからね)、試行錯誤を重ねた結果、「ハネる系音楽」はダメという結論に至った。

「ハネる系音楽」というのはスウィング、シャッフル、ロックンロールに代表されるアフター・ビート音楽、これらを聴きながら水中歩行すると水中で思わず小刻みに跳ねてしまい、「踵からしっかりと足を降ろし、ゆったりと前進する」という水中歩行の基本が損なわれる。何事も基本は大切にしなければいけない。

で、何がふさわしいかと言うと、「横揺れ系音楽」が良いように思う。「横揺れ系」というのは16ビートですね。ミディアム・テンポの16ビートが、特に水中でのえっちらえっちらというリズムに合っているように思う。ファンク系音楽。それもアフロ系というかちょこっと重めどんよりしたファンクが良いように思う。つまり、それは温水プールの生ぬるい水にまみれる感覚、エロっぽいファンクがよろしい。

あと、歌ものはあまり良くない。歌を聴いてしまって脳が運動に100パーセント解放されない、ということもあるが、楽曲が短すぎて、曲が変わるたびに水中歩行のリズムが狂ってしまう。一曲が長めで「エロっぽいどんよりファンク」のインストゥルメンタル、というのが水中歩行を行う際の望ましいBGMである、というのが目下の結論だ。

前回水中歩行の際、「エロっぽいどんよりファンク」と言えばこれ、後期エレクトリック・マイルスを聴きながら水中歩行をやったら、ノリノリでがんがんイケてしまった。今回はウェイン・ショーター、ジャコ・パストリアスなんかでいってみた。結論から言うと、マイルスほど乗れない。エロさがたりない、クールに過ぎる、という感じだろうか。やっぱり、水中歩行BGMにはエロさが肝心だった。

とは言え、初プール、久しぶりだったので調子こいて、歩行1時間半、水泳1時間弱、やりすぎた感じ。今なんだか背中が張って、腰が重い。何事もやりすぎはいけません。

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