気がついたら 違う駅

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仕事からの帰りの電車
いつもなら

池袋を過ぎたあたりで　目を覚ますのだが

なぜか熟睡


気がついたら　和光市に到着していた

そんなに今日は忙しくなかったんだけどなぁぁ


うぃ～

どこ
ここ


なんか　こんなのってすごく久しぶりである

昔　
実家に住んでいたとき

終電に乗って　駅を通り過ぎて

戻る電車がなくなり、、、


父に　車で迎えにきてもらったことがあったっけなぁ


今じゃあ　一人身だから歩いて帰ることしか出来ないけれど、、、、
（今は　歩いて帰ること全然平気だけど）


川口に住んでいたとき
大宮まで行ってしまって　

出来たばっかりの「駅なか」で　晩飯のおかずを買って

帰ったこともあったよなぁ


数は少ないけれど　内容の濃い　思い出になってる


着たついでに駅を降りて　ぶらつこうかしら？？？


そう思ったけれど　なんか雨が降りそうな匂いがするので　　

やめにするワタクシであった


最寄り駅を降り　地上に出ると　

雨がパラパラと降り出していた




「子守唄」


がたんごとん　電車が揺れる

同じリズムを刻んで　程よく　上下左右に揺れる

目の覚めてる　私を　夢の中へと誘ってくる

まるで
電車の中は　ゆりかごのよう



がたんごとん　電車が揺れる

駅を出発する度に　流れるチャイム　程よく　心地よくやさしいBGM

電車の中で　しなければならなかったことを　強制ストップ　
私に　眠気を与えてくる

まるで
駅のチャイムは　子守唄


いつも　家で　夜遅く寝る私

健康的な　睡眠時間を　作るため

今日も
駅は　子守唄を歌って　私を　眠りの世界へ呼び寄せる