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指導薬剤師の出身大学について

2011年06月15日 14時29分33秒 | 医療関連
指導薬剤師の出身大学についての記事がありました
偏差値の高い大学の学生が、偏差値の低い大学を卒業した薬剤師には教わりたくないとのこと

順を追って説明しますと、現在薬学部は6年制になっています
今までは4年制だったわけで、追加の2年間は何をするかというと、
そのうちの5ヶ月間を実習するわけです(病院2.5カ月、薬局2.5カ月)
その実習を行えるのが、実務実習指導薬剤師の資格を持っている薬剤師というわけです

指導薬剤師は、研修さえ受ければどの薬剤師でも取得可能です
とは言っても、ワークショップという窓口の狭い研修がありまして、なかなか順番が回ってこないのが現状です

で、本題
学生は薬局を選ぶ(割当ての場合もあるが)のであって、薬剤師を選ぶわけではありません
近い将来、学歴の高い薬剤師を選ぶ傾向になるかも知れませんが…)

学生は2.5か月で30万円ほどの参加料を病院・薬局に払っています
お金を払う以上、誰に教われるのかというのも大切なんだと思います

薬剤師の学歴はあまり関係なく、結局のところ経験値に寄るところが大きいと思う
しかし、例えば偏差値70くらいの学生が、偏差値40の大学を卒業した薬剤師をどう思うのかということです
難しい問題だと思います

実際の指導薬剤師がするのはあくまで道作りなのであって、実際に手取り足取り教える訳ではありません
なので、学歴で選ぶのはナンセンスではあるのですが、それを学生が理解できているのかという部分あると思います

パパさん的には、薬剤師の経験という部分と、薬剤師を指導した経験も大切だと思っています
チェーン薬局に勤めるパパさんは、割とその機会に恵まれました
しかし、個人薬局は、どうしても人の入れ替わりというのが乏しいように思う(だからダメという話しでもありません)

チェーン薬局に働く高学歴の薬剤師で、薬剤師の指導経験豊富というのが理想的かも知れませんが、
それに当てはまる人材が果たして何人いるのか分かりませんね
おそらく、今後数年の課題となるでしょう


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