嘉納治五郎の碑

国立競技場の外周に柔道で有名な嘉納治五郎先生の碑がありました。先生は1940年の幻の東京五輪招致に尽力された方で、その意志が1964年の東京オリンピックに受け継がれたのです。昨年は２度目の東京オリンピックの夢が消えました。そして今年に入って2020年の長崎も手を下ろしました。広島はまだ頑張るようですが、今後どのように進展するかを嘉納治五郎先生も静かに見守っていると思います。


石碑の横には碑の説明文があり、以下のように書かれています。
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1964年　第18回オリンピック競技大会はこの地において華々しく開幕された日本へオリンピックを持って来よう　
これは日本人として最初に選ばれた国際オリンピック委員会委員であり我国スポーツ界の先覚者である日本体育協会初代会長故嘉納治五郎先生の多年の念願であった　　
この碑は先生の遺志を継ぎ　そして実現した我々後輩が先生を偲び併せてオリンピック東京大会を記念して建立するものである

　昭和39年10月10日

オリンピック東京大会組織委員会
　　　会長　安川第五郎
日本体育協会
　　　会長　石井光次郎
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