あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

天風先生の言葉②

2013-02-21 01:23:50 | いい話
心の重大性を悟っていない人が多い。世の中の人は知らずして生きている。
心の持ち方ひとつで積極、消極の両端に分かれてしまう。
心は生命の支配権を持っている。
心はその持ち方でその人の人生を良くも悪くもする力があるというのが気が付こうが付くまいが真実だ。
生きている以上、その刹那、刹那生き甲斐のある人生に生きようとするのが、 より価値高く生きようとするのが自然なのである。
その達成のためには生きている刹那の瞬間、瞬間の心の働きをどんなことがあっても消極的にしてはいけない。
悲しい時は悲しむ、問題が眼前に現れたら悩むのが当たり前だと思うだろうが、それは当たり前ではないのだ。
そんな場合でも、どんな場合でも心を積極的にする生活を実行すると、現実において健康も運命もよい方向に働く。何故そうなるかは心と神経系統の働きを理解すれば「あっ、そうか」と納得できるはずだ。
神経系統は心の支配を受けている。
神経系統は宇宙の力を受け容れて全身にくまなく行き渡らせる働きをしており、 その働きそのものが心の支配を受けているとしたら、如何に心の持ち方、思い方、考え方が お互いの人生に重大な関係を持っているものかということが理解できるはずだ。
宇宙霊と自己との結びつきを支配しているのは心なのだ。
人間の心で思う思い方、考え方こそ人生万事を支配している。
心の持ち方一つで宇宙霊との共同活動が出来るのだ。この荘厳な事実を理解しなくっちゃいけない。
判ったらこの法則に則って生きればたちまち理想の人生に生きられる。
人生を支配する法則。
然からばこの法則はどこにあるのか。因果律、即ちこれである。
撒いた種の通りに花は咲く。善因善果、悪因悪果である。
この消息を知ってこの法則を尊重して厳格に生きていけば運命や境遇に自分の力以上のものがでてくる。
考えてもみるがよい。宇宙霊はこの宇宙全体を作るぐらいの力があるのだから、 計り知れない霊知があるということを理解しなければならない。
春夏秋冬の移り変わり。宇宙霊の計り知れざる霊知の働きである。宇宙こそ偉大なる霊知の生命体である。
私は思う。宇宙の始まりは何も存在していなかった。宇宙霊という氣体のみであったと思う。
その氣体の働きで、今の宇宙が出来たと思う。
魚は水から出されて初めて、水がなければ生きていけないこと、水の存在に気付くだろう。
我々も又宇宙霊からの力を与えられて生かされているのが事実だ。
生かさせていただいているのが事実なのだが、それが無くなった時にしかその事に気が付かないだろう。
しかし、現実はそうである。
まさに、生きている世界である。この生きている世界に我々が存在するから、我々も生きているのだ。
人がものを思ったり、考えたりするとき、その背後に宇宙霊の力が働いていることを忘れてはいけいない。
我々の人生の後ろには宇宙霊が常に活動しよう、活動しようとスタンバイしている。
自分は少しも人生が良くならないと悩んでいる人の原因は自己認証にある。
つまり自分にはそれを実現する力があると思っていないからいけないのだ。
10年前と変わらないと嘆きながら、自分には変わる力がないと思い込ませていないか。
自己認証が極めておろそかにその心に施されていると、実現できるものもできない。
誰でもひとかどの人間になれるようになっているのだ。そのように出来ているのだ。
健康も運命も生きている限りは最高に生き甲斐のある人生を生きるためにも自己認証をベストの状態にし、 常に最高の自己認証を自分に与え続けるべきである。