慶応ボーイの植木屋修行

ランドスケープアーキテクト福川成一のエッセイとオーベルジュ・スミの庭の記録

コティディアンに花を届ける

2011-10-24 15:38:20 | エッセイ
週末御殿場に帰るとハーブを摘み、野の花や庭の花を摘んで毎週麻布十番のビストロ・コティディアンに届ける。
北野さんと坂口君が元気かを確認して安心する。

 娘は特に習ったわけでもないのに私の摘んできた花を上手に活ける。

 10月末ともなると私の庭もさすがに花が少なくなり、生け花にするとなると案外難しい。特にカスミソウなどに変わる花が少ないのが難で 昔、高橋瑛順さんが遊びにいらっしゃった時、野の花の楽しみを教えて頂いたので、家の周辺の野原から野の花を摘んでそれに当てる。
今回はノコンギクを摘んでそれにあてた。中々水揚げが難しい。
9月の台風で庭の花はほとんどだめになってしまったが、倒れたシオンとシュウメイギクはそれでも咲いてくれて
ビストロ・コティディアンで生かされる。


沢山摘んでわさっと投げ入れに活けるととてもほっとした自然のかおりがする生け花になる。

 ススキはまだ穂が開くか開かないうちに刈って、ドライフラワーにすると一年楽しむことが出来る。
コティディアンの二階の窓下のショーケースのような場所に飾ってみた。麻布十番に秋が来た。

下の写真は5月末頃の花達、やはり種類が豊富

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