請願を活かす会~「外国人の子どもの教育条件の改善に関する請願」

2007年に都議会に請願を出し全会一致採択されました。東京に住む外国の子ども達に安心して生活・進学してもらうため活動中!

4月24日、東京都教育委員会との懇談開催

2012-05-23 08:07:55 | 日記
皆さん、こんにちは。いつも当ブログをごらん下さり、また、ご支援賜り誠にありがとうございます。
去る4月24日(火)に東京都教育委員会との懇談を持ちました。これには、自民党の村上議員が積極的に関わって下さって実現したものです。とても真摯な話し合いが出来ました。
いくつかの項目について話し合いましたが、昨年度開設された田柄高校のことや、今後の外国人特別枠を設ける学校についても話題となりました。まだ、何も決まってはいませんが、東京都教育委員会の皆様、きちんと話を聞いてくださり、前向きに会談できたと思います。
当会は、これからも東京都在住の外国にルーツをもつ若者のために、様々な活動(請願、要望、会談、視察等)を行って参ります。引き続きご支援を何とぞよろしくお願いいたします。

日本語教育を必要とする人は東京の宝

2012-05-21 09:26:04 | 日記
東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2012 ~日本語教育の充実、多文化共生をめざして~


2004年6月夜間中学の日本語学級教員定数削減問題を発端に行なわれて以来、毎年続けられてきた「つどい」も9回目をかぞえます。個々に活動していた日本語教育関係者が顔を合わせ、活動の交流や学習をしながら、共通する課題の解決にむけて手を携えてきました。
「外国人の子どもの教育条件の改善に関する請願」(2007年6月)、「外国人教育の条件改善を国に求める意見書に関する請願」(2010年3月)が都議会で全会一致採択されたのも、こうした流れの中で生まれてきたといえましょう。幅広い人々の力が寄せられてきた証しです。この輪をさらに広げましょう。
皆さまお誘い合わせの上、ぜひ多数ご参加ください。


         □■□ 高校での外国人生徒の受け入れについて □■□

  と き 5月27日(日)午後1:00~4:00(開場 12:30)

  ところ すみだ生涯学習センター本館(ユートリア) 3階 視聴覚室

  ※「ユートリア別館」ではありません。 東武曳舟駅・京成曳舟駅 徒歩5分

            墨田区向島2-38-7 TEL:03-5347-2001

                        資料代 700円(学生500円)


主催:「東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2012」実行委員会 (連絡先 実行委員長 藤田京子 047-372-3799 090-6507-8835)
呼びかけ人:飯島直子(日本語ぐるりっと)泉田俊英(都立富士森高校)小林普子(NPO/ みんなのおう
ち)佐久間孝正(元立教大学・多文化共生教育研究会)杉澤経子(東京外国語大学多言語・多文化教育
研究センター)関口明子(〈公益社〉国際日本語普及協会AJALT)出口雅子(ピナット子ども日本語&
学習支援教室)中西久恵(CCS/世界の子どもと手をつなぐ学生の会)中山眞理子(NPO「多文化子ど
も自立支援センター」・亜細亜大学)野山広(国立国語研究所日本語教育研究・情報センタ-)春原憲
一郎(〈財〉海外産業人材育成協会HIDA)宮崎里司(早稲田大学大学院日本語教育研究科)山田泉(法
政大学)横山文夫(NPO/INE)李原翔(都立富士森高校通訳)王慧槿(認定NPO/多文化共生センター東






請願提出の取りやめと署名中止のお知らせとお詫び

2011-12-13 00:07:25 | 日記
2011年12月
みなさま
                 都議会で全会一致趣旨採択された「外国人の子どもの          
                 教育条件の改善に関する請願」を活かす会  
                         代 表   藤田 京子


「都立高校における外国人等受入枠の拡大及び教育条件改善に関する請願」

~請願提出の取りやめと署名中止のお知らせとお詫び~


 みなさまにおかれましては、日々ご活躍のことと思います。
 日頃より、外国人等の子どもへの教育及び当会へのご支援をいただき、心より
感謝申し上げます。

 この度、事情により、表記の通り「都立高校における外国人等受入枠の拡大及び
教育条件改善に関する請願」提出の取りやめと署名中止を行うことになりましたので、



お知らせするとともに、心よりお詫び申し上げます。

今後とも、よろしくお願い申しあげます。


【連絡先】

    〒272-0831市川市稲越564-1
       都議会で全会一致趣旨採択された「外国人の子どもの教育条件
       の改善に関する請願」を活かす会   代表  藤田 京子

  TEL/FAX 047-372-3799

都立高校における外国人等の受入枠拡充に関する要望書提出しました。

2011-07-28 20:52:50 | 日記
■「都立高校における外国人等の受入枠拡充に関する要望書」の署名集めでは多くの方がご協力くださり、ありがとうございました。
7月19日(火)に、東京都教育委員会と懇談した際、681名分を提出させていただきました。
当日は「請願を活かす会」より関係者10名、都教委側からは高等学校教育課藤本課長、同課平井統括指導主事、浅野人事計画課長、松川総務課長が出席しました。
◆この懇談の中で、「平成24年度には在京外国人生徒枠を持つ都立高校を最低1校増やす」との表明があったほか、他の多くの項目でも一定の改善の余地を示すなど、全体として改善に向けた”一定の意志”が感じられました。
これは、「請願を活かす会」や様々な関係者の働きかけの成果だと思います。

■都議会各会派との懇談について
19日:都教委との懇談には、自民党の都議3名(村上英子文教副委員長、桜井健一都議、吉住浩之都議)が参加。生活者ネット・星裕子都議(文教副委員長)、公明党(中川信行都議、野上純子都議、加藤雅之都議)
26日:日本共産党(あぜがみ美和子都議)、民主党(馬場裕子都議、石毛しげる都議(代理出席)、西さとる都議、吉田康一郎都議、原田大都議、興津秀憲都議、神野吉弘都議、笹本ひさし都議、中村ひろし都議)


■署名について
   引き続き、8月15日まで集めますので、ぜひさら広めて下さい。
   8月下旬に都教委に最終提出する予定です。

以上、よろしくお願い致します。
        
                       請願を活かす会代表・藤田京子

都立高校における外国人等の受け入れ枠等拡充に関する要望書

2011-06-28 08:31:30 | 日記
このたび、表題のような要望書を都教育委員会に提出すべく、準備をしています。
昨年度一定の前進を見ました。
都立国際高校に続き、飛鳥高校に「在京外国人枠」が設けられました。
皆様のご支援のたまものと深く感謝いたします。

しかし、まだまだ不十分です。依然倍率は高く、試験の前にあきらめざるを得ない外国人生徒も数多くいます。もっとたくさんの高校で拡充していただきたいことや教員配置について要望します。

要望書についてはブックマークからダウンロード出来るようになっています。
ご活用ください!

下記に今回の要望の骨子を記載します。詳しくはブックマークの要望書よりご覧ください。

【要望内容】
1、「在京外国人生徒対象」枠をもつ都立高校を大幅に拡大して下さい。
(1)様々な入試難易度をもち様々な地域にある普通高校に「在京外国人生徒
   対象」枠を設置して下さい。
(2)商業科・工業科・定時制にも「在京外国人生徒対象」枠を設置して下さい。
(3)(1)と(2)を合わせ、最低10校の都立高校に「在京外国人生徒対象」
    枠を設置して下さい。
《理由》今年度、「在京外国人生徒対象」枠をもつ都立国際高校・飛鳥高校には、
   募集枠40名に116名が殺到し、74名も不合格者を出しています
   (42名合格、2.8倍)。また、倍率が高いため、受験せずあきらめる者
   も多いと聞きます。
2、上記1で述べた「在京外国人生徒対象」枠の入試に関しては「英語か日本語の
  作文と面接」から「数学・英語・国語(日本語)」に変え、入試問題にはルビ
  振りをして下さい。ただし、国際高校に関しては現状がすでに定着しているので
  除きます。
《理由》入試では、英語の会話と作文力によって合否を決めるのではなく、高校教育
    を受けるに必要な基礎学力があるかどうかを測定してください。理科・社会
    は各国で教育内容が異なりますが、英語・数学はほぼ教育内容が同じです。
     また、日本語の理解力を知るために、「引揚生徒対象」の特別枠の入試
    で、以前採用されていた日本語力を検査する「国語」が参考になると思われ
    ます。
     また、「来日3年以内」の者が対象であることから、在京外国人用の学力
    検査問題にはあらかじめルビ振りをしてください。
3、「在京外国人生徒対象」枠をもつ都立高校の外国人生徒担当専任教諭を1名から
   2名 以上に増やす等教職員態勢を充実させて下さい。
《理由》「引揚生徒対象」枠をもつ都立高校以上に、日本語力・言語・文化など、
    生徒は多様です。「引揚生徒対象」枠をもつ都立高校には2名の引揚担当
    専任教諭や通訳等が配置されているにもかかわらず、「在京外国人生徒
    対象」枠をもつ都立高校には、加配教諭1名のみで通訳も配置されていま
    せん。
4、「在京外国人生徒対象」枠・入試資格の「来日3年以内」の基準日が現行では
   4月1日 と なっていますが、2月1日に前倒しして下さい。また、来日3年
   以内の確認については、本人の事情等を勘案し、必要な場合は資格確認時に、
   パスポート及び外国人登録等を基に確認をすることで、日本語がわからない
   保護者が役所に出向いて登録原票記載事項証明書を取り寄せる負担を軽減して
   ください。
《理由》日本の中学校に入学する、その準備のため、新年度の1~2ヶ月前に来日
   するケースも少なくいと言われます。しかし、「在京外国人生徒対象」枠の
   入試資格基準日が「来日3年以内」「基準日は4月1日」となっているため、
   1~2ヶ月の差で受験できないケースが少なからずあります。
5、外国語を母語とする者は、日本国籍であっても「在京外国人生徒対象」枠の
  受験資格を認めるようにして下さい。
《理由》日本国籍と外国籍の両親のもとに生まれ日本国籍を有する者で、子ども
    時代のほとんどを外国で生活し、「外国語が母語」という者が増えて
    います。そのため、「在京外国人生徒対象」枠の入試資格を外国籍を有する
    ものだけに限定することには無理が生じ、教育現場でも指導に困っています。

6、学校現場や関係者の声に十分耳を傾け、上記以外の問題に関しても、改善を
  行って下さい。
《理由》上記1~5以外にも多くの問題があり、十分な検討・改善が必要です。

「東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2011」ご案内

2011-02-12 21:36:31 | 日記
この「つどい」も今年で8回目。超党派の議員・教職員・ボランティア・研究者等が手をつなぎ、外国人教育の条件改善の取り組みも進みつつあります。
5月の「つどい」に向け、学習会と企画の話し合いを進めますので、ぜひご参加ください。
■【2月27日(日)学習会のご案内】
   時間:午後2時~4時 
   会場:東京都ボランティアセンター・ロビー(JR飯田橋駅西口徒歩1分)
      (新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階 TEL3235-1171)
      http://www.tvac.or.jp/images/infomap_large.gif 
   内容:NPO・みんなのおうち・小林普子さんのお話
①アメリカにおける移民教育の現状について~今年1月のアメリカ視察を踏まえて~
   ②新宿区における中学校への日本語学級開設の取り組みについて
   資料代:500円
   ※5月29日(日)「東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2011」に向けた話し合いも併せて行います。当日のお願いする講演者や報告者についても話し合います。

3月30日本会議で採択

2010-04-11 12:25:59 | 日記
◆みなさまに署名のご協力をいただいた「外国人教育の条件改善を国に求める意見書に
関する請願」は3月30日(火)に開催された都議会本会議において、全会一致採択
されました。
 これを受け、各会派が国あての「外国人教育の条件改善に関する意見書」を都議会に
共同提案し、同日都議会本会議で全会一致採択され、その日に衆議院議長・参議院議長
・内閣総理大臣・総務大臣・文部科学大臣に送付されました。

 今後ともよろしくお願い致します。      「請願を行かす会」代表 藤田京子




   外国人教育の条件改善に関する意見書

 我が国の外国人登録者数は、平成20年末現在で221万7,426人に及び、総人口に占める
割合も1.74%と過去最高を更新しており、年々増加傾向にある。
 このような状況を受け、外国籍及び外国籍の親を持つ子どもの教育環境を整えるため
に、日本語教育を始めとした外国人教育に関する制度や政策の改善が求められている。
 東京都では、国の制度である日本語指導担当教員について加配を行うとともに、
独自の日本語学級設置の制度を設けるなど、日本語教育の充実に努めている。
 しかし、外国人児童・生徒の教育は日本全体の問題であり、国として外国人教育に
対する総合的な施策の検討を行い、基本方針の明確化を図ることが必要である。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、次の事項の実現に取り組むよう強く
要請する。

1外国籍及び外国籍の親を持つ子どもへの全数調査を毎年実施すること。
2外国籍及び外国籍の親を持つ子どもへの教育について、そのあり方を検討し、
 体系的な制度・施策をつくること。
(1)公教育のすべての段階で安心して教育が受けられるよう、制度・施策の見直しを
 行うこと。
(2)日本語学級を国として制度化すること。
(3)教職課程で「多文化教育・国際理解教育」を実施すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
                                 平成22年3月30日
                              東京都議会議長 田中良

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
文部科学大臣  あて



都議会文教委員会傍聴

2010-02-20 09:02:43 | 日記
昨日、都議会文教委員会へ傍聴へ行ってきました。

皆様からいただいた2916名(正式な数です)の貴重なご署名のおかげで、無事に委員会採択に至りました。

各会派から前向きないい質問も出されたようです(筆者は仕事の関係で最後まで傍聴出来ませんでした)。


本会議についても出来れば見届けたいと思っております。


いつもご支援いただき、ありがとうございます。

都議会文教委員会傍聴

2010-02-10 13:32:45 | 日記
◆昨年12月15日に都議会に提出した「外国人教育の条件改善を国に求める意
見書に関する請願」の署名は、短期間にもかかわらず、2975筆も集まり、
2月8日(月)に都議会に提出致しました。
(最終集計はまだです。お待ち下さい。)
ご協力、本当にありがとうございました。

(提出期限を過ぎましたので、署名集約は締め切らせていただきます。)
◆当日、署名提出に先立ち、都議会全会派と懇談を行う中、請願採択に関し、全ての会派
から、好意的なお話をいただきました。懇談した方は以下の通り。
○泉谷つよし・斉藤あつし両都議(民主党)○村上英子都議(自民党)
○遠藤守都議(公明党)○畔上三和子都議(共産党) ○西崎光子都議(生活者ネット) 
  また懇談の中では、この請願が審議される文教委員会において、都立国際高校の在京
  外国人枠の問題についても都教委に要請してくださるようお願いし、ご理解を得ました。

 (今年都立国際高校は「受験112名・合格26名、4.31倍」と 過去最高になり、
  ますます狭き門となった。都教育委員会は第二次教育ビジョンの中で、在京外国人枠を
  もつ都立校の拡大について5年をかけ検討の方向だが、もっと早く結論を出すよう
  都教委へ要請して欲しいと、お願いした。)

◆この請願を審議する都議会文教委員会は、2月19日(金)午後1時から開かれます。
 傍聴に興味のある方、一緒に行かれる希望のある方は下記アドレスまでご連絡ください。
 y.sekimoto@jcom.home.ne.jp
 
(今回の写真は、私達が都議や都教委等と懇談等をしたときによく行く議会棟一階の
 レストラン、POLE LIGHTです)

本日、無事署名を提出

2010-02-08 14:52:20 | 日記
本日都議会事務局に皆様からいただいた署名を提出致しました。
約3000弱の貴重なご署名をいただきました。まことにありがとうございます。

ご協力いただいた関係者の皆様、ご署名いただいた皆様すべてに感謝致します。

都議会事務局でカウントした正式数、文教委員会の正式時程など、またここにご連絡致します。

まずはご報告まで。

写真は、事務局提出直前の本会代表藤田と事務局長関本。