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悦山人の“モノ”がたり

人間として生まれてきた限りにおいて、その目的、意味、価値、そして生死去来、これらと向かい合う悦山人の小説を紹介します

花のエクリチュール-08(菫)

2025-04-11 | 日記

 

 

花のエクリチュール-08(菫)

 

 

「菫:すみれ-序

 

 

「菫:スミレ-破

 

 

「すみれ-急

 

 

 

(にわかげの おとずれもなく すみれさく こころもはやく はるをしりおし)

 

(土手野原 ぽつりさらりと すみれ咲く)

 

 

追記:菫(スミレ)で印象的な景色は幼少のころの田んぼの畦道であり、その細い道ばたの土手に可愛らしげな花が咲いていた。これがスミレということも後に知り、いわゆる園芸店で売っているような西洋スミレとは異なり、その当時、小ぶりの日本スミレの素朴な姿にしおらしさを感じたのである。ところが、やや大人に近づいて上京すると、小坂明子氏の名曲<あなた>が街角に流れていて、歌詞の<真っ赤なバラと白いパンジー>というフレーズが耳の奥に焼きついてしまった。このパンジーが三色スミレを意味していたことに驚いて、かつスミレの色合いと種類の豊かさにも驚いた。また、スミレの日本語の由来については<すみれ→すみいれ→墨入れ>ということを聞かされて、これも驚く始末である。墨入れは大工仕事で線を引くための方法で、その道具のことを<墨壺>と呼んでいたが、今になれば死語になる。スミレの花を横から見たときに墨壺の形に似ていたことから名乗られて、大工仕事の一抹の和らぎをスミレの花の慎ましさに求めて墨入れの仕来りでも一所懸命になった。

 

追記:以前、墨壺などの大工道具ついて掲載した。参考にしてください。

純粋ガラクタ批判-ヲ - 悦山人の“モノ”がたり

 

 

 


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