晴蓮の中国語

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●私の中国語はロボットですかっ!?

2010-04-04 20:12:17 | 中国語の発音
 

中国語がすこし話せるAさんから聞きました。

中国人の友人宅を訪問し、「中国語が上手ですねえ」などと言われながら快調に話していました。

そうしたら、その家の5歳の息子が「なんかロボットの話す中国語みたい」とつぶやいた。


Aさんが落ち込んだことは言うまでもありません。

でも子どもは正直なもの。なにが原因でそうなったのでしょうか。


四声は正確だけれど、抑揚に乏しく、なにが言いたいのかはっきりしない。

これが子どもにはロボットの中国語に聞こえたのでしょう。

Aさんも、日ごろから教材CDの後をついて発音していて、「なにか違うな」と思っていたそうです。


じつはこれ、弱い発音と強い発音の使い分けのルールが分かれば簡単に直ります。

Aさんに伝えたところ、やはり見違えるように生き生きした中国語になりました。

入門の方はこれを覚えれば、後の勉強に役に立ちますよ。


(太字アンダーラインの部分を強く発音します。) 


★ルール 1.動詞述語文


主語+述語(動詞)+目的語

動詞は強く発音する


例文:网吧。  私はネットカフェに行く。 

张老师家。  張先生は家にいる。


★ルール 2.動詞の文


主語+述語(是)+目的語 

の後ろの単語は強く発音する


例文:我是日本人。 私は日本人です。

    他是大夫。  彼は医者です。



★ルール 3.形容詞述語文


主語+副詞+述語(形容詞)+目的語

副詞は強く発音する


例文:非常忙。  彼は非常に忙しいです。

    不太高兴。  彼女はあまり嬉しくありません。


★ルール 4.疑問代名詞の文


疑問代名詞は強く発音する。その答えも、対応した部分を強く発音する。


例文:这是什么?  これはなんですか?

    这是冰激凌。  これはアイスクリーム。


★ルールはまだ続きます。

では次回に。