Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Shan-Hai 上海楼@キッツビュール 唯一の中国レストランにラーメンがあった!

はたして世界的な有名な保養地であるキッツビュールでラーメンは食べられるのか?!

まず、SUSHIを提供するお店は存在するのか、探してみたが、見つからなかった。

とすれば、「中国レストラン」を探すのが、僕のストラテジー。

あった(笑)

Shan-Hai、上海楼、というお店でした。

三日間、連続でお世話になりました。

やはりワタクシは生粋の東アジア人であります。

こんなお店でした。

ラーメンはあるのかな、と。

あった!

「この家のヌードルスープ」

じゃーん。

お箸の「おてもと」がなんとも泣けてきます。

我が故郷の言霊。

なんとも豪快な盛り付けでございます。

でも、「ちゃんぽん風」と付け加えれば、ほーなるほど、と思えてくるから不思議。

スープはかなり濃厚でした。日本みたいにドロドロはしていませんが、味はかなり濃厚でした。

まさか、キッツビュールで、こういう本格的なラーメンに出会えるとは、、、

なお、店員の女の子に、「これって、中国人がよく食べる典型的なラーメンなの?」と聴くと、、、

「中国には色んなタイプのヌードルスープがあります。だから、これが典型とはいえないと思います。これも、ヌードルスープの一つだと思いますが」、という回答でした。なるほど。

けれど、やはり中国人もヌードルスープをちゃんと食べている、ということが再確認できました。

日本人は、ラーメン=日本文化と考えますが、中国人もやはりヌードルスープを自国のものと捉えているようです。ただ、なんていうのかな。ラーメン=ヌードルスープへのこだわり方や執着ぶりを考えると、やはり日本人の方がラーメン=ヌードルスープへのこだわりが強いように思います。

それでも、このヌードルスープを食べていると、やはりラーメンは中国から来たんだなぁ、と思わされます。

が、しかし、いわゆる「中華そば」なるものは、中国系のレストランではまず食べられません。そう考えると、日本のラーメンはやはり、日本で生まれたものなんだなぁ、とも思わされます。メンマやなるとやのりやチャーシュー、どれも、中華系ラーメンには入っていません。

そんなことを考えながら、美味しくいただきました。

こちらは、「春巻き」ですね。

日本の春巻きとは全く違います。が、日本でもこういう春巻き食べられるよな、と思ったり。

中の具は、野菜オンリーでした。醤油との相性は抜群。ちゃんと醤油も卓上にありました。


さらに、その翌日は、三種の肉を使った野菜炒めを注文しました。

あと、焼き飯も。

これ、美味しかったなぁー。

野菜炒めは、まさに中国の伝統料理なのかな?!

もう、味付けも最高だし、さすがは中華料理!っていう感じでした。

ラーメン=ヌードルスープはちょっとあれですけど、こういう炒め物になると、凄いですね。

飛び上がりたくなるほどに美味しい野菜炒めでした。

お肉もいっぱい!


さらに、その翌日。

今度は、北京ダックではなく、北京鶏?!を頂きました。

クリスピーチキンセット、みたいな感じですかね。もちろん焼き飯付きで。

これがまた、もうたまらなく美味しかったです。

元祖、「唐揚げ」といった感じですかね。中国の鶏肉の揚げ物料理。

文句なしに美味しかった。

ホント、ヌードルスープはあれですけど、こういう系になると、とてつもなく美味しい。

やはり世界を制覇した「料理」だと思います。

こちらが餡です。ニンニク醤油タレでした。

これと唐揚げのハーモニーがとてつもなく素晴らしかった。

焼き飯はシンプル。これぞ、「チャーハン(の原型)!」と言いたくなる感じ。

お米もパラパラしていて、食べごたえ抜群でした。

ただ、日本のチャーハンに比べると、かなりライトです。

日本のチャーハンは油っぽいじゃないですか。そういうのとは全く別のものかな、と。


僕の名前の一文字が書いてあるちょうちん。

思わず、興奮して、店員さんに、「これ、僕の名前です!」って叫んじゃいました。

中国と日本って、近くて遠い国だけど、使っている文字は、同じなんですよね(違うものも多いですが)。

同じ文化圏にあるからこそ、互いに意識し合い、争うんでしょうね。最近それを強く思います。

ぶっちゃけね、ドイツとかオーストリアとかデンマークとか、そういう国がどうあろうとどうでもいいんですよね。

遠い国ですから。

けれど、中国はとてもとても近い。物理的に近いだけじゃなくて、生物学的にも文化的にも近い。

顔を見ても、全然見分けがつきませんもん。だから、仲良くなるのも早い。

当然、喧嘩をするのも早い。だって、「同じ要素」が強いからこそ、喧嘩もできるわけです。

こっちの人たちは、そもそも「疎遠」ですから、なかなか「近さ」を感じられません。だから喧嘩にもならない。

いいか悪いかは別として、中国と日本というのは、そういう関係なんだろうと思います。

ただ、その微妙な関係下にある二国間も、究極的には、やはり良くも悪くも「近い」んです。

それに、歴史的な背景もあります。これまで、ずっと経済的に強かった日本、そしてこれまでずっと経済的に弱かった中国。自ずと、日本は優位性を、中国は劣等感を抱くわけです。けれど、この数年で、立場がずいぶんと変わりました。それは、こっちに来て、ますます強く感じられました。

でも、間違えてはいけないのは、日本人であろうと、中国人であろうと、同じ人間であり、また他のどの国よりも長い間かかわり続けてきた国である、ということ。そして、同じ「漢字」を使う人々である、ということ。どちらが偉くて、どちらが劣等とかではなくて、「隣人」であったし、今もそうだし、これからもそうであり続ける、ということ。

ま、だからこそ、「隣人」だからこそ、色々とゴタゴタが起こるんでしょうね。それは僕らの生活圏内と一緒ですよね。

僕は、改めて、中国の料理も人間もいいなぁって思いました。

だってね、こっちに来て、一番安心する外国人って、僕的には中国の人ですもん。

もちろん日本人が圧倒的No.1ではありますが、外国人となるとやはり東アジアの人が一番ホッとします。

三日間、ありがとうございました。

おかげで、いっぱい研究することができました。

謝謝!!

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