今日で本当の本当に埼玉ラストです(;_;)。つまりは埼玉のラーメンともお別れです。もちろんまたいつか埼玉に来ることはあるかと思います。が、滅多に来ることはなくなると思います。魅力的な埼玉のラーメンとお別れするのはとても寂しいです。
でも、最後の最後まで攻めます。最後だからこそ、新たな味、新たなお店、新たなる世界を求めます! 命ある限り、機会ある限り、「まだ見ぬ味」を求めてこそ、真のラーメンフリークだと思うからです。
かつてから行こうと思いつつ、(どういうわけか)行き忘れていたお店がありました。それが、石神さんもオススメしている『麺tenしばふ』です。
最寄り駅は東武東上線の上福岡駅。…と言っても、上福岡駅からかなり歩きます。本には20分とありますが、頑張って20分ですね。十分に時間を取って来たいですね。
麺tenしばふは、上福岡駅からはるか離れた場所にありますが、結構栄えた場所にありました。車社会な場所ですね。駅からは遠いですが、なかなか賑やかな場所です。
お店の外観は、その名の通り、緑色でした。でも、なんでしばふ?!(^^;
店内には女性の店主さんがお一人で切り盛りされていました。こじんまりとした小さくて小綺麗な店内でした。カウンター席のみで、9席程度でした。(が、お一人で切り盛りされているので、待ち時間はちょい長めです)。
メニューはズバリ牛ラーメンのみ。限定で牛骨味噌ラーメンが提供されていました。僕は牛ラーメンとミニ牛丼を注文しました!
出てきたラーメンは、綺麗で上品で見た目豪華&ワイルドな牛肉入りラーメンでした。
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スープは、一昨年~昨年にメディアで話題の牛骨ラーメンかなと思いきや、煮干し・鰹節等々の強い魚介スープになっていました。牛骨使用らしいですが、印象的には、魚介醤油ラーメンですね。
で、ラーメンの上には、たっぷりの牛肉が盛られています。玉ねぎと甘旨く煮込まれています。玉ねぎの切れ端もスープに入っていました。柔らかい牛肉煮込み。不味いわけないですよね。このお肉をスープに浸して食べると、そりゃ幸せいっぱいですわよ(^O^)。
でも、ベースの魚介スープはぶれません。優しく味わい深い魚介ダシ。話題のメディア的牛骨ラーメンとは別物かな、と。
また、牛肉の他に、豚の炙りチャーシューも入っていました。こちらも旨いっす。メンマ…っていうか、細ぎりの竹の子?が入ってました。
こんな感じです。
総じて、見聞きしていたより、大人しくて、落ち着いていて、ほのぼのしたラーメンだったと思います。牛肉というインパクトはありますが、ラーメン自体は結構コンサバティブ。ほっとする味といいますか…。
牛丼も、申し分ない手作りの牛丼でした。旨いっすねー。もやしが入っているのが、THEラーメン屋さんの牛丼という感じでした。
最初、プログレ系かな?と思ってましたが、お店的にはかなりコンサバな味でした。このズレをよしとするかどうか。紹介の仕方で、食べ手の印象ががらりと変わってくる気がします。僕的には、牛を主張せずにに、『凪出身の女性店主が作るこだわりの魚介醤油ラーメン』と言いたいですかね。で、牛肉も乗ってますよ!、くらい。
駅から近いといいんですが…。でも、いいお店でした!!