2010年後半、注目の新店、二度目の訪問です。
→前回の記事はこちらを参照！
開業してまだ１カ月も経ってませんが、結構な繁盛ぶりです。
夜なのに、カウンターはほぼ満員を維持していました。
まだ、オープン景気と見るべきかな。花もまだ飾られていました。
前回の印象がよかったので、他のメニューも食べねば、と。
今回は、若きラーメンブロガー（？！）のなおたんくんとご一緒。
メニューはこちら。
二人で、中華そばとドロ味噌を注文しました。
中華そばは、あんまり期待していませんでした。
このブログをずっと読んでくれている人なら分かると思いますが、
もう、「またお前もか系」には辟易しているのです。
美味しいんですが、どこもかしこも真似し過ぎ！！
「こういうラーメンを作れば、売れるんでしょ」っていういやらしさが全開。
そういういやらしさが気に入らない。
剛流の中華そばも、六厘舎とかとみ田とかTETSUとかと同じだろ、
と、高をくくっていた。
が、スープを飲んで、「ん？！」と思った。
これ、確かに方向性としては、「またお前もか系」に近いんだけど、
明らかに、「またお前もか系」とは違う趣。
魚介の風味が弱くて、どっちかというドロっとした豚骨醤油味なのだ。
いや、豚骨っていうよりは、ドロ系動物醤油系。
形容するのが難しい味。。。
のりの上の魚粉を溶かしても、そんなに魚の味は強くならない。
いわゆる「魚介系」から一歩ひいた濃厚系というか。
うん。これはこれで結構新しいかもしれないな。
こちらは、ドロ味噌ラーメン。見た目はほとんど中華そばと変わらない。
味的には、前回食べたつけ麺とほぼ同系の味わいだった。
うん。ここの味噌ラーメン／つけ麺は、どちらもやっぱ凄いわ。
どろっとしていて、味噌の味もありつつ、通常の味噌ラーメンを超えている。
まぁ、従来の味噌ラーメンが好きな人には無理かもしれないが、
こういう新しいタイプのドロ系味噌ラーメンっていうのも、悪くない。
＊＊＊
オリジナリティーとしては、ドロ味噌系がすごい突出しているけど、
ラーメンのおいしさを考えると、中華そばのほうがおススメかな。
味噌より中華そばの方に、僕の意識は向かってしまいました。
あと、やっぱりこのままだと、今後は厳しいかもしれない。
両方とも、美味しいけど、想像できる範囲内だし、
濃厚でこってりしているけど、凶暴性がなくて、中毒性に欠けるかも。
お隣の駅には「福たけ」もあるし、「海空土」や「まんぼぉ」も遠くない。
この立地で、確かなファンを増やし、レベルを上げるためには、
ドロ味噌を中心に、メニュー開発が必要になってくるんじゃないかな。
ただ、この意見はマニア的な意見です。
この日、かじろう＠都賀を見たら、超満員でした。
かじろうは普通の二郎インスパイア系ですが、
それでも、こんなにもお客さんが入るんだーって、驚きました。
だから、ここも同じようにこのままでいいのかもしれません。。。
（やや自信なさげに…）
