実力派の孤高の人気店『北斗亭』の後、
遂にやってきました!!
下松牛骨醤油ラーメン発祥の店、
中華そば紅蘭
へ!!!
昭和27年創業ということで、かなり古いお店ですね。
紅蘭の「蘭」は、もともとは、「蘭州」から来ているとか…。
そうです、ランシューメンの蘭州です!!
現在は、リニューアルされて、規模も大きくなって、綺麗な店舗になっています。
昭和27年というと、先日行った「清陽軒」が同期になりますね。
また、旭川の「天金四条」や、渋谷の「喜楽」と同期ということになりますね。
…と考えると、古いお店だということが分かります。
世代も変わり、ちゃんと受け継がれ、そして「文化」になったお店かな!?
一代で終わってしまうお店の多さを考えると、これはこれでとても凄いことです。
清陽軒も、一時期は閉店に追い込まれたものの、なんとか復活できました。
「代替わり問題」と呼べばよいでしょうか?
そういう意味では、この下松牛骨ラーメンは世代を超えつつあるかな?、と。
こちらのお店は、「北斗亭」とは反対のロータリーを出て、
徒歩で3分くらい歩いたところにありました。
北斗亭との「連食」はとても簡単で、これまた下松牛骨ラーメン巡りの魅力かもしれない。
車がない人間には、地方のラーメンの食べ歩きは、極めて困難な高いハードルがありますからね。
そういう意味では、下松のラーメン巡りはとってもいいかも!?
(他のお店もみんな徒歩圏にあったりします!)
店内は、広々~っとしていますが、ほぼ満席状態!
(11時前なのに!!!!!(@@))。。。
ギフトセットなるものもやっているんですねー。
「町おこし的要素」もあるのかな!?
メニューも見てみましょう!!
中華そば(並・中・大)に、チャーシュー(メン)(並・中・大)があって、
いなり寿司があって、煮たまごがあって、ビール、日本酒、オレンジジュース…
うん、まさにれっきとした「ラーメン屋さん」ですね!!
連食めぐりなので、今回も「中華そば並」を頂くことにしました。
一杯、540円也!!(安い!)
それから、一皿160円のいなり寿司も!!
ジャジャーン!!!
こちらが、「中華そば紅蘭」の中華そば×いなり寿司
です!!
きましたきました!!
見た目こそ、わりとシンプルで地味ではありますが、
スープ自体は、とてつもなく個性的で、そしてパンチ炸裂になっています!!
いなり寿司もまた、なんとも「地方の名店らしさ」を感じさせてくれます。
まずは、紅蘭の「中華そば」!!
北斗亭の中華そばよりも白っぽいというか、北斗亭ほど黒くありませんね。
でも、スープの濃度というか、濃さは、北斗亭に劣ってませんよ、、、。
まさに、
「こってり牛骨醤油ラーメン」
でありました!!
「濃厚」というよりは、「こってり」。
牛骨や牛脂がいっぱい入っているのでしょうね。
こってりとした(でも決して濃厚というわけではない)スープに、魅了されます。
牛骨特有のすっとする美味しさが口中に溢れかえります。
基本的には、「北斗亭」の中華そばと似た感じだなぁ、とも思いました。
そう、横浜豚骨醤油を食べると、どこも同じように(美味しく)感じるような…。
だから、もはや「下松牛骨醤油ラーメン」って「完成されている味」なんだろうな、とも。
このこってりとした牛骨醤油ラーメン、関東にも登場しないかなぁ~!?
一度食べたら、絶対にハマるもん、この味、、、(;´・ω・)
まだまだ知らない人も多いだろうし、、、
トッピングもまた、北斗亭に通じるものがあったかな!?
デフォの中華そばで、薄くスライスしたチャーシューが数枚入っていて、
もやしとネギが添えられている、という。
ただ、チャーシューに関しては、北斗亭の方が分厚くてボリューミーだったと思います。
麺は、北斗軒同様、武居製麺の麺でした。
このエリアの麺は、どこも武居製麺の麺ですね。
下松牛骨醤油ラーメンには武居製麺の麺が!
が法則みたいですね。(違うケースもあるかもしれないけど…)
もしかしたら、製麺所は一つしかないのかもしれない、、、
でも、しっかりとした製麺所っぽいし、麺に遜色はございません。
いなり寿司は、いたってシンプルでした。
具はなくて、酢飯をいなりで包んだものでした。
このシンプルさが、またラーメンと合ってて、憎いなぁ~。。。
思わず、感動してしまいました。
「おお~~~、ラーメンに合ってる!」って。
どのお店でもよいので、一度は、これを食べてほしいなぁ、と思います。
今年の1月から定休日が変わるみたいですね。
毎週水曜日と毎月第3木曜日、みたいです。
これから行く人はご注意を!!
営業時間は、10時30分~夕方17時まで。通し営業みたいですね。
祝日営業というのは、遠方の人には嬉しいところ。
あと、徳山~下松にかけては、夜の営業が短い所が多いので、そこは注意かな!?
中休みがないのは、いいところですけどね。
というわけで!!!
下松牛骨醤油ラーメン発祥のお店、「中華そば紅蘭」の実食レポでした!!
一言言わせてもらうならば、
下松牛骨ラーメンはめちゃめちゃ旨い!
ですね。
分かりやすく言えば、横浜豚骨醤油が美味しいくらいに、美味しいです。
<家系>ラーメンのあの中毒性やパンチ力と同様に、中毒性がありパンチがあります。
また、「豚骨醤油」というジャンルであれば、西日本にも各地にあります。
が、「牛骨醤油」となると、もう、このエリアだけじゃないかな!?、と思われます。
お店から駅に向かう道路はこんな感じです。
わりと綺麗な道路で、人も歩いていて、活気もありました。
山口県下松。
こういうところなんですねー。
なんとなく、クオリティーオブライフを感じる町だったかなぁ。。。
駅前のロータリーです。
昔は、このロータリー内に、紅蘭があったんだとか。
どの辺にあったのかなぁ!?
***
さて。。。
下松には、まだまだ美味しい牛骨ラーメンを提供するお店があるんですけど、
「隣町」に、更に絶品の牛骨ラーメンを出すお店がある、ということで…。
下松を離れ、お隣の「光駅」を目指すことにします!!