忙殺され続けた11月。
ラーメンを食べにどこかに行く時間も全くなく…
そんな時に、僕を支え、鼓舞してくれたのが、
鳳華飯店
でした(;;)
この日の前日の夜、ふと夢を見たんです。
鳳華飯店の「麻婆豆腐ラーメン」を食べている夢を!!
場所は鳳華飯店、で、食べたのは麻婆豆腐ラーメン。
…
でも、そんなメニューは実際にはありません。
たまたま他のお客さんもいなかったので、またもや聴いてしまいました。
「麻婆豆腐をのっけたラーメンって作れますか?」、と(;´・ω・)
そうしたら、店主さん、二コリと笑って「できるよ~」、と!!
おお!!
夢に見た「鳳華飯店の麻婆豆腐ラーメン」!
これが、マジでマジで凄かった!!
ジャジャーン!!!
これ、凄くないですか!?!?
まさか、鳳華飯店で、こんな美しい麻婆豆腐ラーメンに出会えるとは…(;;)
麻婆豆腐の餡の上にかけられた山椒が輝いて見えます。
ちなみに、これで一杯1000円!!
ちょっと贅沢ですが、「麻婆豆腐」と「ラーメン」を注文したと思えば…。
混んでいる時は無理ですが、お客さんがいなければ、注文も可能かと。
(お店の人に聴いてみてください!)
鳳華飯店の麻婆豆腐ですからね。
美味しくないわけがないんです。
本格的なキレキレの麻婆豆腐なので、ラーメンもキレキレになります。
じんわり美味しいここのラーメンスープが「凶暴」になります。
いいですねー、この凶暴感!!
どろっとした餡かけラーメンにもなっていないので、麻婆スープとして楽しめます。
ひき肉もいっぱい入っているので、旨みというか美味しさも際立っています。
一人前分の麻婆豆腐が入っているので、量的にもばっちりです。
僕的には、かなりお腹いっぱいになりました。
(仕事に支障が、、、(;´・ω・))
麺は、こんな感じで。
昔ながらのスタンダード的なやや柔らか目の中華麺。
これがいいんだな~、ホントに。
ただ、味的に通常より濃い目になるので、もっと太くてもいけるかも!?
量的には、いつも通り、、、ですが、
通常のラーメンよりも「多め」に感じました。
麻婆豆腐ゆえのことでしょう!!
***
いやー、素晴らしかった!!
こんなパンチの効いた麻婆豆腐が食べられるとは!!
僕の夢に出てきた鳳華飯店の麻婆豆腐ラーメン。
本当に食べられることになるとは、、、
最後に、店主さんに「凄いですね!」と伝えると、
「まー、なんでもできるよ(二コリ♪)」、と一言。
流石は超ベテランの店主さん。
「なんでもできるよ」という一言に、なんかここの全てを感じました。
料理人って、本来、こうなんだよなぁ~、と。
なんでもできてプロ。
尊敬する「バーデンバーデン」の河合さんも同じことを言ってたな。
「作れないものはない!」、と。
…
今、こういう真のプロの料理人が消えつつあるように思います。
「なんでも作れて当たり前」というプロフェッショナル。
ラーメンしか作れない、あるいは、ラーメンさえ作れない料理人がいます。
(チェーン店化していて、スープすら作っていないお店など)
今や、一億総評論家化している現代ニッポン。
でも、本当のプロの料理人の凄さまで分かる人はほとんどいません。
そういう意味で、真のプロの料理人の仕事を知ることってとても大切な気がします。
でも、それって僕ら学者にも言えるんだろうな。
何かしか書けないっていうのは、プロの学者じゃない。
なんでも書ける、何でも論じられるというのが、本当のプロの学者。
少なくとも、かつての偉大な「学者」はそうだった。
今の学者は、専門バカ的な「一研究者」でしかなくなっている。
Universeじゃない。
なんでもそうだけど、Universeな知恵というか智慧というか。
そういうものを得てこそ、本当のプロなんだろうなと思います。
やっぱ、鳳華飯店は凄いや!!