新たなヴィジュアル系バンド探しの旅、第二弾（って？！）
キス＆ネイトも只今人気急上昇中のヴィジュアル系バンド。
このバンドも現在ライカエジソンイチオシのバンドで、
2007年末に結成されたんだとか・・・
（2007年末か～・・・しみじみ）
このバンドも、キャンゼル同様、正真正銘のインディーズバンドで、
まだそれほど話題にはなっていないが、
ライブハウス等ではかなりの注目を集めているみたい。
今回の作品はこれまでの彼らの作品を集めた作品集みたいなもの。
彼らのこれまでの歩みを一枚にしたもので、新たなファン向けかな。
音的にはラウド系じゃなくて、意外とスカスカしていて、
僕的には嬉しい方向性。（最近のV系はこういう方向なのかな）
80年代～90年代の音に戻ってきたような。
黒系じゃなくて、白系のサウンドの王道を狙っている。
1.招待状と夢の国
2.稀元素屋敷と野獣と美少女
3.雪痕
4.癖になる薬
5.シンデレラ症候群
6.サヨナラ。
7.ガレキの幸城
8.ピーターパン
9.偽善天秤
展開が激しい。サビは印象的。HPのサウンドになっている。
10.願い星
サビがすごく切なくてポップではじけてる！
11.ハーメルンの唄歌い
ロマンティック。「ハーメルン」ですよ♪ かわいい曲だな。
12.老神士・エルト
ハードでちょいヘビーで妖しい。歌詞が面白い。サビはPOP。
全体的にはかなりファンタジー世界を感じさせる楽曲で、
「ピーターパン」という言葉がうまく彼らを表しているかな。
まだ二年ちょっとしか活動していないバンドなので、
今ここでどうこう言うべきではないと思うが、
荒削りな中にも、なんか光るものはあるかな、と。
サビのメロディーのセンスなんかはかなりハイレベル。
ただやはり音作りという点で、まだまだ勉強かなと思う。
ドラム、ベース、ギターの音が結構ばらけていて、
聴いてて、ちょっと辛くなってきた（汗）
でも、それって、メンバーのせいじゃないよな・・・
ボーカルはかつてのShullaのボーカルを彷彿とさせるな。
声質的には、かなり甲高くて、好き嫌いが分かれるところかな。
カスケードとかアンカフェとかShullaとかそっち系がOKなら聴けるだろう。
ただ、ディルとかガゼットとかナイトメアとか好きな人はNGだろうな・・・
2009年のV系は、黒から白へと移行していくのかな？！
このバンドはポップでかわいくてはじけてて、どこか乱暴で、、、
そういう印象を受けました。
まだちょっとB級テイストが抜けないが、
アレンジと演奏力次第でメジャーレベルになると思う。
あと歌の表現力というか、声の厚みみたいなものが
レベルアップするともっとファンがつくんじゃないかな。
