どこにどんなラーメンがあるのか、
それを完全に言い当てることは不可能に近いです。
どこに行っても、まだ知らぬラーメンは存在するわけで、
それこそが我、ラーメンフリークである所以なのです。
今日は出張で香取の「笹川」という場所に行きました。
素敵な駅です☆
駅前は…
駅前の中心街というかなんというか…
ネットで調べても、
この地区のラーメン店については、全くもって何の情報もありません。
ならば、探すのみです☆
(それが一番の楽しみでもあるわけで…)
で、見つけたのが、笹川駅から歩いて6分くらいのところにある『青柳亭』でした。
見たところ、蕎麦処なのですが、ショーケースにラーメンがありました!
つけ麺(蕎麦)もあり、一瞬でときめきました(^w^)
場所:香取郡東庄町笹川い675
電話:0478-86-0355
店内はまさにthe お食事処。
テーブル席がいっぱいです。なんか昭和を感じる店内です。
聞くと、創業は昭和6年頃で、飲食店というか夜のお店(?!)として誕生したそうです。
今の店主さん(53)のお祖父様が始められたんだとか。
その後、戦後になって本格的なお食事処となり、
蕎麦を基調とするお店になったそうです。
ラーメンは、今の店主さんが産まれた頃からあったようで、
歴史的には50年以上ラーメンを作り続けているそうです。びっくり!
意外や意外、スープは茶濁色で、かなり濁っています。
なんと豚骨スープで、使っているのも豚骨のみ、鶏ガラは不使用とのこと。
こんな色合いです。
タレは醤油ダレで、チャーシューの煮汁かなんかでしょう。
フリーク的にはあっさりスープで、臭みもありません。
五時間以上煮込んだスープは、茶濁ながらもあっさりすっきりのスープになっていました。
でも、紛れもなく豚骨醤油ラーメンです。
なんか、超新鮮な豚骨醤油ラーメンでした。
昔ながらの中華そば!って感じではありますが、すごいしっかりしたスープでした。
それほどぶっとんだ味ではないですが、確かなラーメンかな、と。
麺は、驚きましたが、なんと自家製麺で、ご主人が作っているそうです。
弾力性があって、プリプリした、生き生きとした自家製麺でした。
これ、好きです、ワタクシ。
麺が良すぎてスープがやや霞むくらいに…(^^;
チャーシューは小さいですが、こちらも自家製。
メンマは変に味をつけていない長細いものでした。
ねぎは少々。シンプルなトッピング構成でした。
それにしても、自家製麺、自家製豚骨スープ、自家製チャーシューということで、
大真面目な一杯でありました。
単に『昔ながらの美味しいラーメン』では片付けられないラーメンですね!
まさかこんな場所にこんなラーメンがあるとは…(絶句)
もう、素晴らしいの一言に尽きますね。
つけ麺も気になるし、再訪決定です!!!!
小見川~笹川周辺はまだまだラーメン未開拓の地でもあります!
またしても、ラーメン大発見でした!
***
このお店もやはり全然情報らしき情報はありませんでした。
住所、電話くらいは分かりますが、それ以外は、、、全然、、、
これがネット世界の限界なのかもしれません…
いや、違う! これがネット世界の可能性なんですね。
情報の受け手ではなく、情報の作り手としての可能性があるんです。
だからこそ、楽しいんですよね☆