Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

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だるま@岐阜 戦後の岐阜屋台ラーメンの味がそのままに…

2018-10-13 23:34:29 | 中部

 

岐阜のラーメン第6弾

… 

台風24号が迫りくる9月30日の夜。

どのお店も、台風に備え、午後の営業を取りやめていました。

ホテル近くのスガキヤでさえ、15時で営業終了、、、(;'∀')

大型台風が迫る日曜日の夜に営業をする方が普通じゃないか…。

僕も大人しくお弁当でも買って、ホテルで大人しくするべきなんだろうけど…。

せっかくのこの機会に、ラーメン以外のものを胃袋に入れたくもない。

…バカだ・・・。

そう、僕は、「ラーメンバカ」!!

バカはバカなりの「正義」があって、「ストラテジー」がある(?!)。

この大雨&台風であっても、営業するお店もあるかもしれない。

「ない」と決めつけるのは、よくない!!

しかも、夕方5時頃の岐阜は雨もほぼ降ってない。(風は強まってる)

すぐに戻ってくればいいだろう、と思い、とりあえず外に出ました。

駅の周辺だときっと営業しているお店もあるだろうとみていましたが、

もうほぼ営業しているお店はなし。ほぼゼロ。

ラーメン店っぽいお店もみんな「台風のため休業します」と宣言。

駅付近を歩いて、一店舗も開いていませんでした。

普通、そうしたら、近所で開いているお店でさっと食べてホテルに帰りますよね?

でも、僕は、正真正銘の「ラーメンバカ」。

どんどん駅近くから離れていきました(苦笑)。

しかし、歩けど歩けど、開いているお店はなし…(;'∀')

風も強く、雨も強まってきます。

そして、最後の最後に気になるお店を見るだけ見ようと、、、

その最後の最後に目指したお店が、奇跡的に開いていたんです!!

そのお店の名は、

だるま

であります!!\(-o-)/

こんな台風の中で、開けていていいんですか??(;'∀')

お店は、なんだか屋台みたいな感じで、テーブルと椅子が外に出ています。

この台風の中、いいんですか?? 飛ばされますよ…。

しかも、お店に入っても、誰もいない…。

「すみませーん!」と呼び掛けても応答なし。

しかも、厨房の水道の蛇口から水も出ている、、、

どういうことだ!?

しばらくして、80代のおばあちゃんが現れました。

「あ、いらっしゃい…」

僕は、ラーメンを食べに来たのではありますが、心配になって、

「いいんですか? 台風、来てますよ??」

「あー、いいんです…」

「いいんですって、、、(;'∀')。いいんですか??」

「もうすぐ、うちのが(店主さん?)戻ってくるから」

「あ、そうですか、、、」

まぁ、そういうわけなら、、、(・_・;)

店内の様子です。

いい感じで、なんかレトロですよー。

店舗はあるけど、屋台みたいな雰囲気!?

しかし、誰もお客さんはおらず、、、(;´・ω・)

(まぁ、台風接近中だしなぁ、、、)

メニューです。

色々とありますねー。

zoom up!

気になったのは「ニンニクラーメン」。

なんだか、いろんなニンニクがいっぱい入っているんだとか…。

でも、おススメは「チャーシューメン」なんですって。

最後までどちらにしようか悩んだんですが、チャーシューメンにしました。

だって、おばあちゃんが何度もおススメしてくれたから、、、

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

来ました来ました!

古きよきノスタルジック&レトロなチャーシューメン!

聴けば、なんと戦後間もない頃にやっていた「屋台のラーメン」の味なんだとか。

岐阜にも、屋台ラーメン文化があったんだ!!??

おばあちゃん(奥様)は、屋台を引いていた店主さん(夫)と結婚して、

お店を手伝い続けてきたんですって。

まさに夫婦二人三脚で屋台時代から営んできたお店のラーメンなんですね。

まさに、そんなラーメンでした。

さて、チャーシューメン。

スープを飲むと、「うん、まさしく屋台の味だ」、と直観しました。

というか、スープを飲み始めた時はまだ「屋台」の話は聞いていませんでした。

なんとなく、「屋台のラーメンの味に近いなぁ」って思ったんです。

そうしたら、まさかまさかのホントの屋台ラーメンだっていうんだから。

味も、なんていうのかな。凝ってはないけど、強い味わい、というか。

屋台のラーメンだから、それほど高価な食材とかは使ってないと思うんですよね。

でも、よく味わうと、かすかに魚介の旨みがする…。

鰹節か、はたまたムロアジか…。

かすかに魚介を感じるシンプルな醤油スープ。

甘みとしょっぱさの両方があって、いい感じの屋台系ラーメン。

チャーシューも、屋台風かなぁ、、、。

そんなに驚くお肉ではないけど、柔らかくて、素朴でよかったなぁ…。

麺はこんな感じで、まさにノスラー麺!!

優しくてソフトな中華麺そのままでした。

屋台のラーメンにはやっぱこういう麺でしょ!!、と。

量もほどほどで、連食の僕には助かる量でした。

〆のラーメンって感じかな!?

全体的には、、、

味にうるさい美食系ラーメンフリークさんにはちょっとあれかもしれないけど、

ラーメンの屋台文化やレトロラーメンに理解のある人なら感動できると思うな。

ネットでこのお店を検索すると、かなり厳しい意見が多数、、、

まぁ、たしかに、なんの変哲もないラーメンっちゃそうかもしれないけど、

でもね、ようやく僕的には、こういうラーメンの価値が見えてきたかなって。

屋台ラーメンっぽさ、屋台ラーメンならではの味わい。

そういうのを感じる一杯でした。

屋台ラーメンの良さを知らない人には分からないんだろうな…

***

だるま。

残念ながら、店主さんにはお会いできませんでした…。

食べ終わる頃には、ますます風も強くなってきて、、、

僕はますます心配になってきました。

だって、80代のおばあちゃんが一人、ですよ。

僕が、「僕も手伝いますから、外のテーブルを片付けましょうよ」と言いました。

しかし、おばあちゃんは「いいのよ。いいの…」、と頑なに拒みます。

僕もしつこく、「いや、でも、危険ですって。椅子とかも吹き飛ばされるかもしれないし」

と、言い続けました。

でも、ダメでした。最後の最後に、、、

「勝手に動かしたりすると、うちのがうるさいのよ…」、と一言。

そのおばあちゃんの表情に、僕は、なんかピンとくるものがありました。

「勝手にするんじゃねー」「勝手にしまってんじゃねー」…、

そういう言葉をきつく言われるのかもしれない、、、と。

年齢的にも、きっとそういう「男女の差」があった世代だと思うし…。

今なら「離婚よ!」っていう人も、かつては「沈黙」していたと思います。

かつての夫婦は、女性の「沈黙」と「忍耐」と「あきらめ」によって支えられていました。

女性の解放運動がなかったら、今も女性たちは沈黙し、忍耐し、あきらめているんだろうな、とも。

そういう意味では、男性も変わらなければいけないんだろうな、とも思います。

が、80代や90代の人に「変われ!」とはやっぱり言えない…。

最後の最後に、なんかそういう「夫婦」について考えさせられた、というか。

なので、僕もここは引き下がって、お店を立ち去ることにしました。

あの後、何もなければいいけど、、、。

PS

翌日、またこのお店の前を通ったんですが、しっかりと片づけられていました。

よかったよかった♪

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