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郵政民営化

2007-10-01 21:38:08 | 気になるニュースと感想
今日、日本全国の郵便局が民営化された。
貯金と保険と郵便の業務を細かく分けて、これからは株式会社として運営されていく。
しかも超巨大な資金源がある。

私たち利用者にとっては、あまり変更はないようだが
収入印紙が要るようになったとか。

株式会社になったってことは、職員は公務員ではないということだよね?
来年からの採用試験はいったいどうなるんだろうか?

しかも、静岡件は約30件郵便局を閉鎖する結果になっているので、地方の人は気の毒だなあと思う。

例えばJR飯田線の小和田駅は愛知、静岡、長野の県境に位置する小さな駅で、
失礼ではあるが、周りは何もない駅なので、同時に路線も赤字なのであるが、この小和田に在住している一世帯の人のために運行をやめないと聞いている。
このあたりは、民家しかなく、店はもちろんなければ、車も山道ばかりで通行できないところなのだ。
もっとも郵便局もないわけで、郵便局員が電車で配達したり、または郵便を預かったりしているという。

この結果からは、このような地方と都会の差がますます生じてしまうということが言えると思う。皆様に愛される郵便局を作ろうとはしていない。

あと、個人的に気にくわないのは、今まで郵政事業として国民の一人一人が貯金などをして、その中で旧郵政省が努力をしてやりくりをしてきた国民の財産とも言えるものを、株式会社という私企業に無理矢理変えてしまったことだ。

元小泉首相はこれで景気回復を狙うと言っていたが、日本は資本主義経済。
不況と好況は10~20年周期で入れ替わる。
次の不景気にはいったいどうするつもりなのか聞いてみたい。

日本は欧米の真似をしたがり、その文化がすでに反映されている。
西洋では消費税は当たり前で5%なんかではなく、20%近く消費税を取るところもある。

反面、発展途上国を参考にしないが、是非ともして欲しい。
発展途上国のシステムでも、日本が学ぶことは少なくないと思う。

私には、見守ることくらいしかできないが、将来、「消えた年金」の被害者にならないことを切に願う。


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