散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

3月31日オープニングにて

2012-04-03 09:06:48 | 美術関係












土曜日は気温は下がったものの何とか雨雲に襲われずにすみ、オープニングは賑やかに始まった。

ある訪問客と挨拶をして私が自己紹介すると「ああああ。。。」とにこやかに私の手をとる人がいた。
「あなただったんですね。。実はお願いがあるんです」というのでいったい何事かと身構えてしまった。
「実は私、あなたの展覧会をずっと見ているんです。もちろん情報がキャッチできないときは仕方ないけれども、でももういくつも見に行きましたよ。とても好きなのです。それで、見逃さないように展覧会の案内状をもらいたいのですよ」と名刺を出しながら言った。
うれしい言葉だった。
間断無く制作を続けているけれど、これでいいのかなあと迷いの渦にはまって途方にくれることもある。
いろいろ思い巡らすことがあったこの頃、そんな言葉を聞けばまたがんばろうと力が湧いてくる。機動力を戴いたのだ。

さて、今日は何からはじめようか?