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精神・人格異常(その13) 「東大」(アスペルガー症候群)の場合

2019年01月23日 | 神経
皆さんもご存じのように、先日、厚生労働省の官僚が労働者の給与額のデータを意図的に改ざんしていた問題がありましたね。

簡単にまとめてみたいと思います。私たちが失業保険や労災保険から支給を受けるとき、その額は全国の企業の給与を調査した額を基準として支払額が決定されます。従業員500人以上の企業の給与に関しては全て調査対象となります。特に500人以上の企業は東京都に集中しています。そしてそのような東京都の企業は1000社を越えます。おそらく東京都の職員が厚生労働省に対して、「全部調査するのはしんどいから、3分の1だけ抽出して調査することでいいですか?」と打診したのでしょう。厚生労働省の官僚はこの申し出を断ればよかったのですが、東京都には頭が上がらないから、その要請を受け入れてしまいました。

東京都の大企業の給与は全国平均より高いので、その母集団を3分の1にすると、当然、全国の企業の給与の平均は下がります。その給与を基準として、失業保険や労災保険の支給が行われたという訳です。

さて、私はこれまで「人格や性格の異常」に関しての本を30冊ほど読みました、(その後40冊ぐらいになっていますので)、それをまとめたシリーズで、今回は「東大」(アスペルガー症候群)についてです。

厚生労働省の官僚は、この不正が分かってからも、なぜそれを隠そうとしてしまったのでしょうか。私の考えは、「人格や性格の異常」に関して40冊の本を読む前と読んだ後では変わりました。

アスペルガー症候群については、以下の本がお勧めです。

アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)

自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)

図解 よくわかる 大人の アスペルガー症候群

「もしかして、アスペルガー?」と思ったら読む本

自閉症スペクトラムとは何か: ひとの「関わり」の謎に挑む (ちくま新書)

を読みましたが、一番わかりやすくて、一番総括してあってお勧めなのは
自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)
です。この本の著者は東京大学医学部を卒業後、精神科医として多くの症例を経験した人です。

私はこれまで何度も言っているように、「アスペルガー症候群」を批判しているわけではありません。アインシュタインも「アスペルガー症候群」と考えられています。

私の務めている施設にもアスペルガー症候群がいます。彼は全国トップクラスの医学部を卒業している優秀な人です。彼は普段おとなしいのに、先日、研修医が駐車場でその人の車の前を突然横切って接触しかけたのに驚いて、普段の人格からは想像できないぐらい荒々しく「なんだバカやろ~」とその研修医に怒鳴りつけていて、私は大変驚きました。

でも、彼はアスペルガー症候群なのです。アスペルガー症候群は想定外のことが起きるとパニック状態になります。

アスペルガー症候群にはサバン症候群といって、「記憶力」や「集中力」が抜群に優れている人が多いです。当然、東京大学卒の人にサバン症候群の割合は一般よりも多くなります。

官僚には「記憶力」や「集中力」が抜群に優れていて、そのような大学卒の人が多くなります。今回の厚生労働省の官僚は、自分たちの想像を超えた、想定外のことを指摘されてパニックに陥ったのです。

アスペルガー症候群の舛添要一さんついては、以前記事にしました。

そして、この点も重要なのですが、東京大学に入学できる優秀な人たちは、幼少の頃から「凄い!」と評価されていて、過ちを犯した事も少なく、過ちを犯した時に「謝る」といことに慣れていません。私などは幼少の頃から、どれだけ過ちを犯し、どれだけ謝ってきたことか。私は謝る事に慣れています。過ちを犯したら素直に「間違っていました。ごめんなさい」と謝ればいいのですが、東大卒はそういうことに慣れておらず、特にアスペルガー症候群の人たちは、過ちに気がついたときにパニックになり、なんとかごまかそうとするのです。

私は、東京大学の授業に本当に必要なのは、特にアスペルガー症候群の人に対して、「間違ったら、素直に謝っていいんだよ。謝れば、みんなは許すよ」と教える授業だと思います。


最後に、こちらもお勧めです。

読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

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