goo blog サービス終了のお知らせ 

当たり前の顔して幸福になる

節約、運用などについて書きます。

ハンニバル戦争/佐藤 賢一 (著)

2016-07-22 19:01:01 | 
ハンニバル戦争

作者が、フランス革命の佐藤賢一ということで読みました。

主人公スキピオの視点で、ハンニバルの襲来から彼との最後の戦いまでを描きます。
ハンニバルが登場するのはほとんど最後で、世間知らずの若き貴族が天才と言われるハンニバルと互角に戦うまでの物語とも言えます。
世界史ではなかったのでローマ帝国に関する知識は全くありませんでしたが、楽しく読めました。

<iframe frameborder="0" allowtransparency="true" height="250" width="250" marginheight="0" scrolling="no" src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=3114958&pid=884228770" marginwidth="0"><script language="javascript" src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/jsbanner?sid=3114958&pid=884228770"></script></iframe>


人口知能を持った機械で出てくる佳作マンガ

2016-05-08 21:58:17 | 
機械仕掛けの愛(1) 業田良家


AIの遺電子 1


「Reader Store」でキャンペーンをしていたので買いました。


Reader Storeで初めてクレジットカードでご購入いただいた方全員に
今なら最大1000円分まで全額ポイントバックいたします!


どちらも人口知能を持った機械が出てきます。
ロボットを切り口としていて、どちらも一話完結、描かれる内容もかなり叙情的、感傷的です。
どちらもオススメできるレベルではありますが、テーマが似通っていることもあり、漫画家としての力量がよく分かりました。
ほぼ新人の方と手塚治虫文化賞を受賞した方を比べるのもあれですが。
<iframe frameborder="0" allowtransparency="true" height="60" width="468" marginheight="0" scrolling="no" src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=3114958&pid=884112877" marginwidth="0"><script language="javascript" src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/jsbanner?sid=3114958&pid=884112877"></script></iframe>


中村文則 『A』

2014-09-06 15:37:51 | 
中村文則
A

『掏摸<スリ>』、『王国』など作品をフォローしている作家です。
短編は抽象度が高くて疲れる印象があって、あまり読まないのですが、短篇集が出たということで読んでみました。

読みやすい作品が多かったのですが、残念ながら、あまり感心しないというか、後に残らない内容でした。
評価するとすれば、これまでの長編とは違うテイストが楽しめたところかと思います。
印象に残ったのは、中二が書いたようなバカバカしい展開となる作品で、バカバカしさにおける発想のユニークさという点でウェルメイド感はあって面白くは読めました。


僕の性欲と何かを交換してからのくだりです。
交換すると、男が「性欲が、二倍だよう」と言い始め、
駅の広場にチンコを発射し、それが着弾し爆発します。またすぐ生えて、そして飛んでいく。
「テロだ!、ちんこテロだ!」
男はそれでも飛ばし続けてて、「二倍だよう、二倍だよう」と言います。


演劇にしたら面白いかなというのいくつかありましたので、ドラマとか映画の原作にはいいのではないでしょうか。

A

新品価格
¥1,512から
(2014/9/6 15:26時点)





Amazonで本を売って定価の5割を回収しました

2014-08-02 23:14:39 | 
会社に送られてきた本を、こんなもんいらんということで、上司から貰いました。

レゴはなぜ世界で愛され続けているのか」です。

内容はレゴの社史のようで、それほどエキサイティングではありませんが、レゴのようなブランド力ある企業でもいろいろ努力しているんだな的な小学生のような感慨は得ることができました。
今勤めている会社に当てはめて読むと面白いと思いますが、悪い意味で実際に当てはまりそうで、少し怖い感じもしました。

一応、読み終えたので、Amazonに出品しました。
「初版5月、価格2052円、中古品1700円より」を踏まえ、1500円と値付けしました。
出品した翌日に売れました。
1500円でも安いのか。


商品: レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理 [単行本] [2014] デビッド・C・ロバートソン; ビル・ブリーン; 黒輪 篤嗣
コンディション: 中古商品 - 非常に良い
コンディション説明: 汚れはないと思います
数量: 1
注文日: 2014/08/01
価格: ¥ 1500
Amazon手数料: (¥ 385)
配送料: ¥ 257
振込金額合計: ¥ 1372


郵送で350円くらいかかりますので、実質の収入は1000円程度です。
定価が2052円ですので、約5割が回収できたことになります。
新刊だと結構、高く売れるのかもしれませんね。




「あかんやつら 東映京都撮影所血風録」春日 太一 を読みました

2014-06-01 16:14:52 | 
太秦の東映京都撮影所の歴史を綴っています。

映画「ビッグフィッシュ」さながらに現実離れした往時を語ります。
片岡千恵蔵をはじめとする娯楽時代劇、任侠映画、『仁義なき戦い』などの実録ヤクザ映画はほとんどといっていいほど観てませんが、それでも多少は聞いたことある名前が出てきますので、ある程度、リアリティを感じつつ、楽しく読むことが出来ました。

「東京物語」とか「雨月物語」の対極にある映画を観ることは退屈かもしれませんが、その映画を作る過程は面白そうですので、ぜひ映画化なりドキュメントとして映像化してほしいです。現実と映画の区別がつかなくなった若山富三郎が撮影所内に「若山一家」を作るあたりが観てみたいです。

あかんやつら 東映京都撮影所血風録

【2500円以上送料無料】あかんやつら 東映京都撮影所血風録/春日太一

価格:1,998円
(2014/6/1 16:58時点)
感想(0件)