本日のお仕事はTOYOTAの古いミシンの修理です。
お客さんの話だと突然ミシンが回らなくなったって事ですが、油切れして焼きついたか?と思ったのですがどうもそうでは無いようです。
バラして見ますと、どうやら上軸に糸を吸い込ませてしまってがっちりと絡みつかせてしまったようです。
おまけに糸巻き機のプラスチックゴムが劣化して溶け落ちてる。
糸が絡まったところにタールが混ざり、がっちりとコーティングしてしまった様な状態に成って居ました。
まずは絡まった糸を取るしか無いのですが、これが中々地道な作業。
全部取るのに相当な時間がかかりました。
糸を取った後にこのタール汚れを落とすのがまた大変。
パーツクリーナーとかに頼って落としますが、それでも中々きれいに落ちてくれません。
何度もウェスを替えて少しずつ落としていくしかない。
で、ま、何とか汚れも落として、溶けた糸巻ゴムを新しいの付けて、もう一度磨き上げて、試し縫いして修理は完了です。
技術的にどうこう言うよりとにかく手間の係る修理でした。
この時代くらいのミシンは鋳物に塗装して作ってありますから、磨くと新品みたいに綺麗に成ります。
最近のミシンは表面がプラスチックなので使い込むとどうしても傷が付くし、白いプラスチックは変色して黄色っぽく成っちゃうから、磨いてもあまり綺麗に成りません。
磨くのなら、古いミシンの方が楽しいですな。
お客さんの話だと突然ミシンが回らなくなったって事ですが、油切れして焼きついたか?と思ったのですがどうもそうでは無いようです。
バラして見ますと、どうやら上軸に糸を吸い込ませてしまってがっちりと絡みつかせてしまったようです。
おまけに糸巻き機のプラスチックゴムが劣化して溶け落ちてる。
糸が絡まったところにタールが混ざり、がっちりとコーティングしてしまった様な状態に成って居ました。
まずは絡まった糸を取るしか無いのですが、これが中々地道な作業。
全部取るのに相当な時間がかかりました。
糸を取った後にこのタール汚れを落とすのがまた大変。
パーツクリーナーとかに頼って落としますが、それでも中々きれいに落ちてくれません。
何度もウェスを替えて少しずつ落としていくしかない。
で、ま、何とか汚れも落として、溶けた糸巻ゴムを新しいの付けて、もう一度磨き上げて、試し縫いして修理は完了です。
技術的にどうこう言うよりとにかく手間の係る修理でした。
この時代くらいのミシンは鋳物に塗装して作ってありますから、磨くと新品みたいに綺麗に成ります。
最近のミシンは表面がプラスチックなので使い込むとどうしても傷が付くし、白いプラスチックは変色して黄色っぽく成っちゃうから、磨いてもあまり綺麗に成りません。
磨くのなら、古いミシンの方が楽しいですな。