これまた児童書。先日読んだ同名の書(2007年9月25日のダイアリー参照のこと)が小学校高学年向きだとすると、こちらは中学年向きか(てきとーです。笑)。
挿絵(深沢 真由美氏)が、少女マンガのよう。色づかいもきれいでお話のイメージがふくらむ。
本書は、「伝説の時代」(トマス・ブルフィンチ著)の中から、訳者がいくつか選び、子ども向けに読みやすいように説明などを補足して書かれたもの。
…なので、大人が読むと訳者の解説がときにうっとうしく感じられなくもない(汗)。
以下がお話の内容。
天の火をぬすんだプロメテウス
つぼをあけてしまったパンドラ
カエルにされた村人たち
クモにされたアラクネ
スイセンになったナルキッソス
ゲッケイジュになったダフネ
金になってしまったごちそう
ロバの耳になった王さま
太陽の馬車を乗りまわしたパエトン
死者の国へつれさられたペルセフォネ
オルフェウスのたてごと
クマにかえられたカリスト
個人的には、オルフェウスのたてごとのお話がとてもよかった。
思わず、池田理代子著の「オルフェウスの窓」を読みたくなってしまった(笑)。
むかしはまったのだが、内容をとんと忘れている……(汗)。
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