昨日は、大阪のとあるライブハウスにお邪魔して来ました。
マスター一人で厨房とPAをされていて、注文があればPAどころの話ではありません。
普通サイズの個人経営のお店で、PA専任者がいるお店を知りません。
大体の位置にマイクをセットしてボリウムのある音が出ればそれで良しです。
一般に儲かっていると言う話を聞くライブハウスは少ないので、どこも大変な中、音を作るのが好きなマスターが頑張ってPAをされています。
本当に、今までいろいろなライブハウスにお邪魔しましたが、100人以上収容できるようなお店ならともかく、個人経営のお店ではPA専任者は居られなかったと思います。
その中で、小倉と言う、小さな町の小さなライブハウスにはオベンさんが居て下さいます。
これって本当は凄い事なんです。
語るように、静かに演奏の時はここに焦点を当てて、リバーブをぐんと効かせます。そして、普通に戻る時にはその効果を抑えます。
ボランティアでお手伝い下さっているので、マンガさんは感謝の気持ちで一杯です。
でも優先順位がありますので、時々オベンさんが居られない時もあります。
そんな時、長い間オベンさんの音を聞いて来られた山田さんがPAを担当して下さるのですが、近い音を出して下さいます。
こんな音が当たり前と聞いてしまったからには、放っておくことは出来ないんですよね。
小さな町の小さなライブハウスは息も絶え絶えですが、いい音には拘っています。
これからも「いい音のライブハウス」であり続けたいと思っています。
いいお料理やいいサービスには程遠いのですが・・・(;^_^A
