老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

ジャズのダブル

2007-08-19 10:29:33 | JAZZ
昨日は、昼前から「JAPAN STUDENT JAZZ FESTIVAL 2007」、続いて夜は
神戸南京町の「CAFE TALISMAN」でミニライブとジャズのダブルでした。

中・高生ビッグバンドのフェスティバルが神戸文化ホールでであるのを
新聞で知り、早速行きましたが、もう23回目なんですね。

主催は、神戸市、神戸市民文化振興財団、日本学校ジャス教育協会です。
昨日は中学生で、今日は高校生です。

ホールはいつものジャスの雰囲気とは大きく違い、若い。出ている人は
中学生で当然ですが、聴いている人もクラスメイト、保護者、兄弟家族で
若いです。一種の文化祭的な雰囲気です。でも熱気ムンムンです。

39校の中・高校の全国からの参加で、各校3曲の演奏です。
みんな揃いのユニホーム、赤、黒、オレンジなどのTシャツにロゴマーク
で華やかです。

一つ、「あれ」って思うことがありました。それはメンバーの大半が
女性です。ピアノはもちろん、ドラム、ベース、そして管楽器も。
まるで「スイングガールズ」です。歴とした共学の公立中学校です。
誤解のないように、別に反対をしているわけではありません。

ビックバンドは、リズムをきちんと掴んで自らそのリズムに乗り、そして
会場のホールの人をどれだけそのリズムに乗らせるかにあると思います。
結構乗っている学校もありました。

各中学校の演奏後、審査の前に、ナベサダがあの高砂高校と甲南高校との
共演がありました。さらにナベサダが、神戸震災後しばらく応援していた
「キッズ・ジャス?」の卒業生らがこのフェスティバルOBとしての
プロの4人が演奏もあり、楽しませていただきました。

今日の参加者の何人かが、この先輩のように仕事として、あるいは
以前記事にした「お医者さんジャスピアニスト」までも行かなくても、
趣味としてジャズをやる人が出てくることを期待しています。

中学校の部の表彰は
神戸市長賞:名古屋市立若葉中学校
神戸市民文化財団賞:阿南第二中学校
神戸市教員会賞:名古屋市立本城中学校
ベストスイング賞:甲南中学校
ベストサウンド賞:名古屋市立守山西中学校
ベストパフォーマンス賞:西宮市立学文中学校
でした。(ソロパートもありましたが省略 ゴメン)

やはり、リズムに乗っている学校でした。
特に名古屋の中学校のときは、みんながノリノリでした。

フェスティバルの終了が18時前で、少し慌てて神戸の中華街、南京町
へ急ぎました。

一昨日の午後、「明日、緊急にLive!しまーーす。」とマイミクの
「lovelypiano」さんから案内を頂いたので、その「CAFE TALISMAN」
へ行きました。

そこは、スペイン料理屋で世界のビールが揃えてあるではありませんか。
演奏者が来るまで、世界のビールを楽しみました。少し遅れて
「lovelypiano」さんとベースの森岩光さんが来られて演奏開始です。

昨日は浴衣ではなくエキゾチックなドレス姿で、とても綺麗でした。
ピアノがないのでキーボードで、それも壊れた鍵盤を起こしながらの
演奏には迫力がありました。真横でウキウキ。

ホールとミニライブスポット、アマチュアそれも中学生とプロという
両極端のジャズの1日でした。


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